こんにちは。
(株)チャイルドケアサポートの土屋みどりです。
みどりの小部屋では、子育て・保育・教育に関することをゆるやかにつぶやいていきます。(毎週金曜日配信です!)
近頃、毎晩一度は2歳の息子と全力のケンカをします
内容はさておき、最後はなんやかんや仲直りするのですが、その時必ずどちらからともなくギュッと抱っこをします。
すると、息子の立っていた気持ちがスッと収まるのを感じます。
その度感じる、抱っこのチカラです。
保育士をしていて、以前、会う度膝に乗ったり抱っこを求めたりする5歳の男の子がいました。
私はなんとなく違和感を感じてしまい、さりげなく離れるようにしてあそびに誘っていました。
それでもその子は何度もくっつこうとしてくるのです。
今思えばきっとその子は、スキンシップのバケツを満たそうと一生懸命だったんですね。
私はそこでもっと存分に受け止め抱きしめればよかったのではないかと思います。
0歳の赤ちゃんなら求められたらいくらでも抱っこしただろうに、5歳だともうしないのか。
そこに差をつける必要はないと感じます。
俗に言う発達段階で考えると、5歳でベッタリしようとするのはいかがなものかとなるかもしれませんし、家庭で十分にしてもらえばいいと言われればそこまでですが、現にその子は満たされていない気持ちを保育士にぶつけている。
以前先輩から、抱っこは「つ」の付く年齢までするとよいと聞きました。
要するに9つ。重かったら座ってでもいい
たかが抱っこ、されど抱っこ。
子どもにとって、抱っこに勝る心のクスリはないんじゃないかと感じる次第です
お読みいただきありがとうございました!
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