こんにちは。
(株)チャイルドケアサポートの土屋みどりです。
みどりの小部屋では、子育て・保育・教育に関することをゆるやかにつぶやいていきます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします!
お正月休みは、意識して読書タイムを取るようにしました。
その中の1冊、
「読んだら忘れない読書術 精神科医が教える」樺沢 紫苑/著 サンマーク社
について。
タイトルからして、子育てには関係なさそう
その通り、中身はおおまかに
1.「自己成長」のための、読書の必要性
2. 読書時間の捻出方法
3. 本の内容を記憶し、知識としての定着のさせ方
4. 良書の選び方
といった感じでした。
その内容自体、確かにとても参考になりました。
一方でそれに加え、どんな本にも子育てに生かせる学びがありそうだな、とも感じました。
いわゆる「子育て本」に限らずともです
こちらの本においては、
3. 本の内容を記憶し、知識としての定着のさせ方
に関して。
そこには、「何度も利用される情報」と「心が動いた出来事」は忘れにくいと書かれていました。
それを子育てにおける学びに変換してみると...
子どもは日々膨大な量の刺激に触れ、「インプット」の連続です。
それを成長の糧としてより定着させるには、
①インプットしたことを複数回アウトプットする。
最も簡単なことは人にたくさん話すことでしょうか。
②大きく心を動かす。
そのためには、聴き手の大人が喜怒哀楽を共にしっかりと味わうことが大切そうです。
例えば子どもが何かいい経験をしたら、
・年齢や発達に応じた質問をしながら、できるだけたくさん聴き出していく。
・ママはすでに話を聴いたとしても、翌朝パパがいる時に「昨日○○したんだよね」と改めて振る。それにより再度パパにも話せる。祖父母や保育園の先生などにも同様。(ちなみに本によると、読書でインプットした知識は1日3日7日を目安に繰り返しアウトプットすると定着に効果的だそうです。)
・そして楽しかった気持ちなどを言葉や表情でたっぷり共感しながら一緒に心を動かしていく。
子どもの日々のいい刺激を少しでも結実できるよう、サポートできればと思っています。
(そして私自身も、「得た知識を、実践やアウトプットにより”自分の知識”として定着させていくこと」を2023の課題の1つにしたいと思います)
お読みいただきありがとうございました!
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