こんにちは。
(株)チャイルドケアサポートの土屋みどりです。
みどりの小部屋では、子育て・保育・教育に関することをゆるやかにつぶやいていきます。
年中娘、お友達との中で色々な姿が見られるようになりました。
「なに? ( 娘 )ちゃんとは一緒に遊ばないよ?」
お迎え時、園庭でお友達を見つけ嬉しそうに寄って行くと、そう言われることがしばしばあります。
保育士としては何度も聞いてきた言葉です。
その度、子ども同士の解決力を信じて様子を見たり、必要に応じて間に入ったり。
中立の立場で冷静に対応していました。
...それが自分の子となると違うものですね
目の前でそう言われる娘を見て、冷静にはいられずヤキモキしてしまいます。
その子は、時によってとても仲良くしてくれたりその逆だったりとするようです。
当の娘は言われても無頓着について行こうとして、(引けばいいのに...)
また同様に言われてしまいます。
さすがに何度も言われると曇った表情で立ち止まっています。
ですが、そこで私が「大丈夫?」と聞くと「なにが?何にもないよ。」と5歳なりに濁すような返答をしています。
そんな娘に何ができるか
間に入りたいなぁと正直思います。
でも子どもは既に、大人の目の行き届かない場で生活し始めています。
もしかしたら日中娘がその子に嫌なことをしたかもしれません。
そんな、大人に見えない時間はこれからも増える一方。
何かある度親が介入することは不可能だし、それが子どもにとって必要なことでもない。
きっと親としてすべきは、これからの人生の荒波にも自分でプカプカと浮かびながら進める心を養うこと。
子どものそんな姿を見るのは悲しいし何とかしたいと当然思いますが、その気持ちはできるだけ横に置いておく。
そして、「大丈夫?」「そんな事言われたら悲しいよって言っていいんだよ」「そっと離れればいいよ」
そんな簡単な対応をさりげなく伝えつつ、
「何があってもママはあなたの味方だよ」
を言葉や態度で伝え続けていけたらと思います。
そして親自身も、「今日ママね、こんなことがあって悲しかったんだ~」「でもこうしたら結構スッキリしたよ」
などと気持ちを表す場を日常に作り、その対処も示していけたらと思います。
お読みいただきありがとうございました!
―――――――――――――――――――――
☆保育に関するお困り事・ノウハウは、保育現場での体験の共有サイト<ホイクタス>の方にも多く載せられています。私も運営協力者として登録しております。どうぞご活用くださいませ。