こんにちは。
(株)チャイルドケアサポートの土屋みどりです。
みどりの小部屋では、子育て・保育・教育に関することをゆるやかにつぶやいていきます。
「成功体験」を積むことが大切 。それを糧に子どもは自信や意欲を育んでいく。
よくそう言われます。
その「成功体験」、探さなくても日常にあふれていると思っています。
娘の通う体操教室にはテストがあり、先日ついに念願のメダルシールをゲット。
先生からもらう時の娘といったら、鼻の穴が広がり、口元ニヤニヤ、体くねくね、親の方をチラチラ、
(あ、相当嬉しいんだな)と見て取れました。
この経験が娘の小さな糧として積もっていくのだろうと想像できました。
ご褒美の物を渡す、ということを我が家ではほとんどしたことがありませんが、
たまには目に見える形もいいなと改めて思いました。
ただ、成功→ご褒美=物という観念で成功のハードルを上げてしまい、
「成功体験」を見出す機会自体が減ってしまうならば、勿体ない気がします。
「成功」というと仰々しくなりますが、その機会は普段の生活にきっとあふれています。
・挨拶する
・靴を揃える
・食器を運ぶ
・自分で体を洗う
・好きな絵を描く
・ブロックを思いのままつなげる
・元気に保育園から帰ってくる
・・・
日常の様子にいかに注目できるか、
見出せばどれも「成功体験」だと思います。
そして見出して共感するには、
「おっ、靴が揃っていて気持ちがいいね!」といった注目、
「すぐに食器を運んでくれて助かるよ!」といった感謝の気持ち、
「よく頑張っているね」の愛情込めた励まし、
そして、ギューっとハグ。
1日20個、「成功体験」を一緒に見出す !
を4月のテーマにしてみようかと思います。
お読みいただきありがとうございました!
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