こんにちは。
(株)チャイルドケアサポートの土屋みどりです。
みどりの小部屋では、子育て・保育・教育に関することをゆるやかにつぶやいていきます。
5歳娘、ピアノの発表会の練習をしていたある日。
「もうできない!!」
突然叫び出し、突っ伏しました。
ピアノは音楽としても指先や目の運動としても、とてもいい習い事だと思っています。
なので楽しく続けていきたい。
ですが、発表会を前にするとどうしても先生にも親にも力が入ってしまいます。
娘は例に漏れずそのプレッシャーを敏感に感じ取ったようです。
いつもは「もうやだ!」と言いつつも、それでお終いにするのも嫌がり、結局何やかんや最後までやりきっていました。
でもこの日はいつもと違う様子。
「もうできない!!」
彼女なりのヘルプ信号だと感じました
これは、とすぐに抱きしめ、
「いいよ、大丈夫。『もうできない』っていうのはね、『いつも頑張っている』ってことだよ。たまにはお休みしたって、な~んにも問題ない。今日はおしまいで大丈夫。」
と静かに伝えました。
娘は安心したように抱きつき、元気を取り戻しました。
これから先、幾度となく出会うチャレンジや挫折、身近な大人として何ができるか
励ます
そっと見守る
辞めていいと言う
何言ってんのとお尻を叩く
ただただ話を聴く
いつも同じ答えではないと思いますが、
その時々の子どもの表面的な感情、その奥に秘めた感情、前後関係、色々と見つめ、受け入れていけたらと思います。
そして、(あくまで子ども自身が考える材料として)知識・経験談を示すことや、方法を一緒に考え最大限の協力をしていきたいです。
ドシンと構える大人になれるよう、私の修行は始まったばかりです..
そんなことを感じさせてくれた娘の出来事。
ピアノの発表会はもうすぐですが、また彼女のペースを取り戻し、毎日少しずつ頑張っています。
お読みいただきありがとうございました!
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