こんにちは。
(株)チャイルドケアサポートの土屋みどりです。
みどりの小部屋では、子育て・保育・教育に関することをゆるやかにつぶやいていきます。
先日、我が子2人の幼稚園にて個人面談がありました。
開口一番、先生より、
「(娘)ちゃんも(息子)くんも、家でそろそろ爆発するんじゃないかと思っています」と。
...えぇえぇ、もうしてます ! なんなら毎日 !
それをどうしたものかと、園の様子も聞いてみようと思っていたところでした。
そして言われたのが、「とにかく甘えさせればいいですよ」ということ
先生「園ではとても頑張っています。どこかにシワ寄せがくるのではと案じていましたが、家で出してくれているならよかったです。」
私「家では何から何まで『やってよ!!』となりがちです。しかも言い方が荒っぽくて。」
先生「全て甘えの表れでしょうね。もう少しバランスよく園でも出せると良いのですが、なかなかそう上手くできない子もいます。」
私「そうですよね。ただせめて言い方をもう少しソフトにしてくれたら、こちらも気持ちが違うのにと思います...」
先生「確かにそうですね、お母さんは大変だ。まだまだ出し方を上手く調節できないのでしょうね。ただまずは、それを直そうとするより受け止める方が先だと思います。そうして落ち着いてから初めて、今度はもう少し優しく言ってねなどと伝えるとよろしいかと。」
先生「甘えを爆発的に出す時は、闘うと余計にお互いストレスになるだけです。だから初めから諦めて思い切り甘えさせればいいのです。やれば出来る力はあるのですし、この時期がいつまでも続くわけではありません。むしろ溜め込む方が、後になってよほど怖いです。」
おっしゃる通りだ。私も保育者の立場だったら、同様に言うだろう。
しかし我が子となると、どうしても割り切れていない部分がありました。
〈甘えを受け止めよう〉と〈自分でできることは自分で〉の2つの思いが私の中で交錯しています。
それによって親子共にしんどくなりがちな日々でした。
「甘えさせる」って、「子どもを信じる」という要素も強いと改めて感じます。
(一度甘えさせたらずっと続くんじゃないか)
(荒い言い方を受け止めたら、その言い方をインプットしてしまうんじゃないか)
このように、ついある意味「疑って」しまうのです。
でも大丈夫。
甘えて全部やってもらっているように見えても、実は必ず子ども自身で頑張っていること(やろうとしていること)はある。
それを見逃さずに存分に認めればいい。
また、求めていたら手伝うけども、先回りしての過保護・過干渉はしない。
そして、こちらの思いや願いがあるならば、子どもの調子のいい時に伝えればいい。
何はともあれ、子どもが求める時は求める分だけ甘えさせよう
そう心構えをしてお迎えに行ったその日は、こちらの気持ちのゆとりも相まってか、2人共いつになく上機嫌でした。
なんだか拍子抜けでしたが、きっとそんなものですね
お読みいただきありがとうございました!
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