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本記事は筆者独自の視点です。
参考程度にお読みください。
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待機児童問題が騒がれてだいぶ月日が経ちますが、まだ解消したとは言えません。
しかし徐々にではありますが、保育園に入園しやすくなってきていると感じます。
その背景には、
1.行政の計画通り保育園が増えている。
2.企業が育児休暇をしっかり取得させるようになった。
3.企業主導型保育という新しい仕組みの保育園が増えた。
などの要因があると推察します。
1については、以前ほどではありませんが、まだ待機児童の多い地域では、新しい保育園が作られていくと思われます。
2については、ますますその傾向は強くなると思われます。
3については、今年度新たに企業主導型保育の公募が出るのかは未定ですが、そろそろ新規受付は終了すると思われます。とはいえ、現時点(2021年4月)では、全国に3,700以上の企業主導型保育園が存在します。待機児童解消に一役買っていることは間違いないでしょう。
新規開園のスピードは鈍化したとはいえ、まだ保育園が増える首都圏、育児休暇をしっかり取らせる企業が増えてきている、この2つの要因により、今後はもっと定員割れを起こす保育園が増えるのではないかと予想しています。
特にそのしわ寄せは認可外保育施設に真っ先に来るのではないかと予想します。
やはりまだまだ認可に入れなかった方の受け皿的要素が強い認可外保育施設。
その傾向がある限り、やはり定員割れの影響は認可外保育施設から来ると思うのが自然です。
今回の記事はあくまでも筆者の視点です。
これからの保育業界がどうなるのか?それは人それぞれ見方が違うと思います。
筆者が予想するようにならないことを願いますが、備えあれば患いなし。
万が一のことを考えて、今から認可外保育施設としての生き残り策を考えておいて損はないと考えます。
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株式会社チャイルドケアサポート:前嶋
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