こんにちは。
(株)チャイルドケアサポートの土屋みどりです。
みどりの小部屋では、子育て・保育・教育に関することをゆるやかにつぶやいていきます。
ヘルプとサポート、同じ「助ける」という意味ですが、コーチングにおいてはニュアンスの違う言葉です
ヘルプはいわゆる「保護」。全面的な援助です
一方サポートは、見守る中で必要に応じ援助する。「応援」という意識です
よく、「飢えた人に、魚を与えるか、魚の釣り方を伝えるか」というふうに例えられます。
ヒトは他の動物に比べ1年ほど未熟な状態で生まれると言われるので、生まれてからしばらく1人では生きられません。
なので、授乳なりオムツ替えなり、全面的にヘルプが必要ですね。
でも、成長するにつれ自分でできることが着実に増えてくる。
そうした時に必要なのが、大人のヘルプからサポートへの徐々な移行です。
かわいい我が子へは、つい何でもしてあげたくなる。守ってあげたい
そう思うのは親の本能で、生まれてから保護するためには不可欠な気持ちです!
でももしいつまでも全面的に守っていたら、いざ社会に出たとき、親がいなきゃ何もできないという事になってしまう危険性も...きっとそれは本望ではないはず。
言葉は非常に悪いですが、「保護」から「支配」に変わってしまわないように気を付けなければと思うのです
それがまさに「かわいい子には旅をさせよ」かと思います
「それはダメよ」「こうしなさい」とやる前から指示を出し動かそうとするのでなく、まずは少し待って見守ってみる。
命にかかわることや、人・モノを傷つける行為は注意していきますが、それ以外はすべて経験と考えちゃおう。
大丈夫、失敗は財産!と後ろからメッセージを与えられる心強いサポーターになりたいなぁと思う日々です
もちろん、抱っこなりアドバイスなり子どもが求めた時は、一緒に考えたりギュッと抱きしめたりしていきます!
そう思いながら我が子たちを見つめていたら、今日も10分に一度取っ組み合いが勃発しております…
お読みいただきありがとうございました
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