こんにちは。
(株)チャイルドケアサポートの土屋みどりです。
みどりの小部屋では、子育て・保育・教育に関することをゆるやかにつぶやいていきます。
日々子どもと向き合っていて、「分かっちゃいるけどできないんだよ~」
ということ、よくありませんか? 私はしょっちゅうです
子育てや保育の情報が溢れ、日に日に知識は膨らんでいきます。だからこそ、「分かっちゃいるけど」が増えていく。
そんな時やはり思うのは、どんなに素晴らしいスキルより何よりも、まずは「自分の在り方」だなぁということです
先日たまたま我が子のお迎えにいつもより1時間ほど早く行けることがありました。そうしたら、なんと自分の気持ちの軽いことか。
息子がどれだけ靴を履くのに時間がかかっても、帰宅してのんびり手を洗い、お風呂前に裸で一踊り二踊りしたとしても、夕食のサツマイモのたった一切れにチョビチョビ15分掛けたとしても、
「早く!」を言わず、概ね穏やか~に待っていられました。
すると、姉弟同士も穏やかに。普段ならケンカ必至の種も、「あっ、ごめんね」「いいよ~」ととてもスムーズにやり取りしていました
こちらが何か言うわけでなく、やはり親の気の持ちようが直に伝染するのですね。
仕事がありもちろん毎日は難しいですが、子どもが早く家にいたら大変で...の気持ちよりも、余裕が生まれて早迎えっていいなぁと思った出来事でした
一方で、余裕を物理的に生み出すことが難しい時、イラっと場面にいかに対峙していくか。ここをマスターできればと修行の日々です...
コーチング講座でいつもご紹介する、親自身・保育士自身の自己基盤を整えるワーク。
たとえばイラっとしそうな時、一拍待って自分を俯瞰してみる。自分が自分のコーチになる。その時に自分に掛ける言葉は何か。
それを考えて持っておくといいなぁと思います。
「ちょっと待て、スベキダーになっていないか?」(vol.19参照)
「急がば回れ~!」
「それ以外は全部OK!」
「ここまでよくやった!」
私はこの辺りの言葉を自分に投げ掛けようと思い出します(打率5割ほどですが)
できれば声に出すと、自分の耳からも聞けて尚良し。
あとは、疲れ切っている時に子どもへは切り替えて元気に接しなきゃ!と思うだけでしんどかったりもします。そんな時は自分を「ニュートラル」に。別に元気いっぱいでなくてもいい、せめてマイナスでなければよし。ということで、センサーを予め2~3コ閉じて、何なら目を開けるのも半目くらいにして、淡々とやることをやるのです
他には逆に、あぁ噴火しそうとなった時にこそ敢えて、その噴火エネルギーを「わっはっは~!!」と声に出して笑う方に使う。(目は笑えてないですが) するとピーピー言っていた子どももキョトンとして、つられて笑う。空気が和んでいい方向に向かうこともあります。
上記はあくまで私の一例ですが、ぜひご自身なりに掛ける言葉ややり過ごし方のレパートリーを2つ3つ持ってみるといいかなぁと思います
これも「分かっちゃいるけど」かもしれませんが打率2割でもOK! 1日1回でもステイできれば、1年で365ステイ。万々歳です
お読みいただきありがとうございました!
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