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≪「いただきます」「ごちそうさまでした」の大切さ≫

更新日:2021.11.25|1(2週間) / 40(累計)

≪「いただきます」「ごちそうさまでした」の大切さ≫
食事は毎日三度、ずっと続けられる楽しみな時間であり、大切な営みの時間です。
みんなで食べる食事や団らんは、子どもにとって、心の安らぐひとときです。

そんな重要なひとときの挨拶、「いただきます」「ごちそうさまでした」について、当園で大切にしていることをお話します。

「戴きます」という言葉は、食材や料理に対して「かけがえのない大切な生命を、私が戴きます。有り難うございます。」という、深い感謝の表明です。
「ご馳走様でした」の「馳」は、乗り物で走り廻ること、「走」は自分の足で走り廻ることの意味があります。
お米一粒、パン一切れでも、それが私たちの口に入るまでには、多くの人の手がかかっているということです。
たくさんの人が「走り廻る」ことによって毎回の食事が戴けるのです。

また、子ども達にはお父様・お母様が一生懸命お仕事をしたお金で、給食を払っているから、ご飯が食べられている、ということも伝えています。

多くの人々の「馳走」への感謝を表明する言葉が「ご馳走様でした」という挨拶です。
「有り難うございました」「美味しかったです」という言葉がごく自然に口から出ることが望ましいですね。

「戴きます」「ご馳走様でした」という挨拶は、世界には例がなく、日本固有の美徳といえます。

食べることが当たり前ではなく、一回一回の食事に感謝の気持ちを持ちながら食事をいただく、ラバントの子ども達にはそんな子ども達になってほしいと思っています。
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