- TOP
- 東京都
- 世田谷区
- 0歳〜6歳の教育園《ラバント世田谷園・ラバント八雲自由が丘園》
- タイムライン
- 親育(運動が必要な理由②)
いろいろ
親育(運動が必要な理由②)
いわゆる運動の前に、「からだ」なのです。汐見先生が指摘されるように、子どもの、人間の「からだ」は実にたくさんの要素を抱えています。
そのひとつの要素として運動がありますが、幼児期の発達を運動だけでみることはできません。
ただ、からだの動きとしても、それが子どもの発達に与える影響は大きいです。
私は、からだはことばやリズムを下支えするという観点から「動き」について述べると、たとえば音読という活動をみるとき、これをほとんどの場合、私たちは「ことば」にかかる活動であると理解しています。
それは、もちろん間違いではなく、私自身もそう申し上げることが多いのですが、いざ子どもたちが声を合わせて漢詩なり、日本の詩歌なりを朗唱している場面にでくわすと、それをことばの活動と無造作に決めつける
ことにだれしも無理を感じるはずです。
これはなんの活動などとあえて分類しなくてはならない理由などはじめからないのですが、朗唱というとき、子どもたちは座っていれば、その姿勢で背中を伸ばし、立っていれば地に足を踏ん張り、やはり背をまっすぐに伸ばして下腹に力を入れる。
踏ん張った力が、下腹に込めた力が、張りのある声を引き出してくれるのです。 からだがことばを支えています。
合唱・独唱これまた、音楽やことば、徳育の前にからだがあります。
みな、からだの活動であるといっても、間違いではありません。
朗唱という活動のたびに思うのですが、からだの全体に力を込める、声を発するという動き、あるいは、姿勢、構えにかかるものがなければ、子どもたちは音読を楽しい課題と感じるでしょうか。
きっと違うでしょう。フラッシュカードを楽しむということも同様です。
次は何が繰られるのかと身構え、眼をこらしている、そのときまさに心身を一瞬緊張させ、 次のカードがくられたときにはその緊張なり集中を、一度に声に発するというワクワクがあるはずなのです。
楽しさは、からだづくりから。
今週もあっという間でしたね。ご家族の皆様もお疲れ出ませんようにご自愛くださいませ。
ありがとうございました。
ラバント保育園
その他のタイムライン
-
いろいろ
良き師、良き友、良き書物
人が成長していくためには、三つの「要」が必要である。 自分を導いてくださる...
-
いろいろ
他律的自律
「自律」とは、自分で自分の行為を規制することであり、「他律」とは他からの命令や...
-
いろいろ
教育の究極は、感化影響である
感化者としての教師こそが理想だ。感化者とは、子供の人生観にまで踏み込み、その生...
-
いろいろ
本音、実感、我がハート
本音、実感、我がハート 人はとかく実力以上のもの、見せかけのもので自分を...
-
いろいろ
向上的変容の連続的保障
授業も指導も教育も、結局は子供をより良く変える営みである。そして、その向上...
-
いろいろ
教育名言
学べば学ぶほど、自分が何も知らなかったことに気づく。気づけば気づくほどまた学びた...
-
いろいろ
教育名言抄
■教育名言抄■ 神なき知育は、智慧ある悪魔を作る。 (ガリレオ) ...
-
いろいろ
日本の伝統行事
クリスマス・プレゼントの起源 クリスマスの、クリスはキリスト、マスは祭日...
-
いろいろ
日本の伝統行事
体育の日(十月第二月曜日) 赤勝て 白勝て 運動会 世界の選手が東京に ...
-
いろいろ
日本の伝統行事
敬老の日(九月第三月曜日) 何でもご存じ お爺様 優しい優しいい お婆様...