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近況

秋の夜長、絵本で一息つきませんか?

更新日:2018.10.18|1(2週間) / 38(累計)

秋の夜長、絵本で一息つきませんか?
こんにちは、三鷹園です。
すっかり涼しくなって、秋らしい空、雲、匂い、音を感じますね。
さて、秋といえば・・・食欲の秋、スポーツの秋、芸術の秋、そして読書の秋。
今回は、テーマ「秋」の中から「読書の秋」のおはなし。
そういえば、もうすぐ読書週間ですね。(10/27~11/9)
春にも「こどもの読書週間(4/23~5/12)」がありますが、暑くもなく寒くもないおだやか~な時期には、もってこい!なんでしょうね。

絵本は子どものためのもの、ではありますが、大人の心にだって十分響きますよね。絵本によって人生が変った人もいるくらい・・・。
ひざの上で、布団の中で、ときには一人で、お友だちと一緒に、いろいろな場所で絵本の世界は広がります。
たくさんの絵本に親しんでほしい、いろいろな世界があることを感じてほしい、そして大好きな一冊をみつけてほしい、と願っています。

先生の♪おはなし、おはなし~の歌が聞こえるとみんな先生のまわりに集まってきます。
大好きな本は毎回リクエストをする子どもたち。
絵が好きな子はめくっちゃダメとばかりにめくる手を押さえにきます。
ことばのリズムや響きが好きな子はおきまりのフレーズにくるとここぞとばかりにうれしそうに声にだします。
「うんとこしょ、どっこいしょ」なんて覚えたフレーズでお部屋でも公園でも、ごっこ遊びになったりもします。
こわいと感じる場面ではお友だちの影に隠れたり、この本だけは涙がでちゃう、という子もいます。
一人ひとり、感じるものが違うから、違っていいんだ、って知ることにもなるんです。

そうそう、お願いをひとつ。
子どもが「もう、いっかい」といったときは、何度でも読んであげてくださいね。
このときだけは「一回だけよ」の約束はしないで・・・(そんなヒマはない!が聞こえそう・・・)
「一回って言ったでしょ」と言わないで・・・。(うそじゃないんです)
読むたびに、子どもは違う世界をつくることができるのですから。

三鷹園ではおうちにない絵本を見たり、大好きな本をおうちでも見られるように絵本の貸し出しをしています。
おうちの人と一緒に本箱の前であれがいい、こっちがいい、と選ぶ姿におもわず笑みがこぼれます。

「ホッと一息、本と一息」(今年度の読書週間標語)のように秋の夜長、絵本で一息つきませんか?
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