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【保育理念】「自己肯定感」の高い子どもを育む ~その子らしく はばたくために~
当園の保育理念についてお話しします。
【保育理念】
「自己肯定感」の高い子どもを育む
~その子らしく はばたくために~
あんしんつぼみ保育園は
「自分は大切で価値がある人間だ」という気持ちを
子どもの心に育て、急速な変化を伴う社会の中でも
自分を見失わない力=自己肯定感を育む保育園です。
あんしんつぼみ保育園は3つの保育方針、3つの特色を軸として、
人格の土台が形成されると言われる重要な時期0~3歳までのお子さまをお預かりし、
子ども達の自己肯定感を育みます。 -
【3つの保育方針】
あんしんつぼみ保育園の3つの保育方針についてご説明します。
①子供の“豊かな感情”を育みます。
人は様々な経験を通して、豊かな感情を育みます。
「楽しい」「嬉しい」などポジティブな感情もあれば、「悔しい」「悲しい」といったネガティブな感情も、
もちろん生活する上で出てきます。人は「楽しい・嬉しい」という感情から「幸せ」を感じます。
また「悔しい」経験が「努力」に結びつき、「悲しい」経験が「人に優しくしたい」という行為に繋がっていきます。
人間には無駄な感情というものはなく、ネガティブな感情も含め、乳児期から周囲がしっかりと受け入れ、育むことが
大切と言われています。0~3歳は、子どもの自我が芽生える大切な時期です。
私たちは、子どもが経験する様々な思いを受容し、寄り添います。
また「◯◯が出来て嬉しかったね」「まだ遊んでいたくて、悲しいんだね」と子どもの気持ちを代弁し、
豊かな感情を育みます。
②こどもの”生きる力”を育みます。
子どもと保育者で愛着関係を築き、
甘えられる環境を作ることが、子どもの真の自立への近道だと私たちは考えます。
例えば、お散歩に行く際に「靴履きたくない」と甘える子どもがいたとします。
私たちは決して焦らせることはせず「今日は履きたくなかったんだね」と子どもの思いを受容し、
「かわいい靴だね~」「今日は先生お手伝いしていいかな?明日またやってみようね♫」など
子どもが安心できる言葉がけをします。
そうして愛着関係が築いていくと、子どものやる気(自主性)がすくすくと育ち、
自然と「先生!今日は靴履くね~♫」と自ら履くようになっていきます。
これは「履きなさい!」と叱って注意されて「出来た」とは、子どもの気持ちが全く違います。
私たちは子どもが安心して甘えられる環境を作り、「自分は愛されている。価値がある存在なんだ」と感じてもらい、
子どもの自分に対する信頼 「生きる力」(自己肯定感)を育みます。
③こどもの“自由な発想”を育みます。
行事や制作、水遊びや散歩、リトミック、食育、日々の遊びの時間を通して
子どもの五感(聴覚・味覚・嗅覚・視覚・触覚)を刺激し、自由な発想や表現力を育みます。
・こどものチャンジする気持ちを尊重します。
基本的な安全を確保した上で、大人(保育者)がフォローできることは、こどもの「やりたい!」「挑戦したい!」を尊重します。
木に登りたい子どもがいたら、後ろについてサポートします。芝生の絨毯をハイハイしたい子どもがいたら、
安全を確認して見守ります。
・失敗を否定せず、肯定的に捉えて子どもに伝えます。
私たちは子どもが失敗をした時に、否定するのではなく、肯定的に捉える言葉がけをします。
例えば、積んで遊んでいたオモチャが倒れてしまった時は、
「ここまで積めたね!すごいね!次はもっと高く出来るよ♫」と肯定的に伝えます。肯定的に捉える言葉がけをし続けると、子どもは失敗を前向きに受け入れるようになり、次への活力に繋がります。
・五感を刺激する遊びを取り入れて、子どもの発想力を育みます。
例えば、水遊びでは、まん丸の氷や寒天ゼリーなどを取り入れています。
ツルツルした氷の手触り、溶けて小さくなっていく様子に子ども達は夢中です。
寒天ゼリーでは、赤と緑の寒天ゼリーのプルルンという感触を、優しく手のひらに乗せたり、
強くゼリーをこすり合わせたりして楽しみます。遊びの中で、「柔らかいね」「気持ちいね」「冷たいね」など触った感触を言葉にして伝えています。
これらの保育方針を軸に、日々子どもたちに接しています。 -
【自己肯定感とは…?】
◆「自己肯定感」とは何でしょう?
あんしんつぼみ保育園では「自己肯定感(重要感)」を
自分は愛されている・どんな自分でも素晴らしく、 できてもできなくても自分には価値があると 子どもが自分の可能性を信じる力としています。
◆この時期に自己肯定感がしっかりと育まれた子どもは、
・どんな自分でも愛されていると感じているため、失敗してもまた挑戦できる
・自分の事を信じる事ができ、前向きに取り組むことができる
・自分の考え、意見を相手に伝える事ができる
・相手の意見を受け入れ、尊重することができる
この様なプラス思考の習慣、特徴を持ち、
その後、どんな苦境でも未来を信じる「心の強い子ども」になるといわれています。
◆「自己肯定感」の低い日本の子ども達
しかし、2019年に内閣府が発表した「子ども・若者白書」によると、
「自分自身に満足しているか?」の質問に対して、
諸外国の子どもたちが70~80%が「そう思う(どちらかといえばそう思う)」と回答したのに対し、
日本の子どもたちは最も低い45.1%と結果が出ています。
前回の調査(2013年)よりさらに低下し、
6割近い子どもたちが「自分自身に満足していない」という悲しい結果になってしまいました。
※内閣府HP「今を生きる若者の意識~国際比較からみえてくるもの」
https://www8.cao.go.jp/youth/whitepaper/h26gaiyou/tokushu.html
◆自己肯定感が低い子どもは
・自分が愛さえていると自身がないため、失敗を恐れて悲観的になる
・自分のことを信用できないため、物事をネガティブに捉える
・自分の考えを相手に伝えられず、他人と比較し劣等感が強い
・相手を信頼できず、コミュニケーションがうまく取れない
このような特徴があると言われています。
◆かつての日本の教育
かつて日本の教育は、「情」より「知(しつけ・行儀等)」、「個性」より「集団」に重きを置いてきました。
しかし、これから IT 化、グローバル化が益々すすみ、今の子ども達が社会に出る頃には、
どんなに壁にぶつかっても、自分の可能性を信じて、
未来にむかって挑戦し続ける「個」の力(=自己肯定感)が必要になってくると、私たちは考えます。
◆そのために
あんしんつぼみ保育園は3つの保育方針、3つの特色を軸として、
人格の土台が形成されると言われる重要な時期0~3歳までのお子さまをお預かりし、
子ども達の自己肯定感を育みます。 -
【3つの特色】
あんしんつぼみ保育園の3つの特色についてご説明します。
①音育(おといく)
あんしんつぼみ保育園では、0歳児クラスから挨拶や季節のお歌、楽器など毎日音楽に触れています。
音楽を通して、子どもは様々な言葉や感情を覚えます。
例えば「とけいのうた」という歌を通しては、お帰りの際に自然と「さようなら!」を先生に言えるようになります。 「だいすきなおかあさん」という歌を通しては、お迎えの際に「ママ~!ママ~!だいすきなおかあさん♫」と 歌いながらお母様をお出迎えする園児さんもいます。(お母様もとても喜んでいました)
子どもに大人気のリトミックでは、ピアノの音に合わせて歌い踊り、集中力・表現力・体力を育みます。
②木育〈もくいく〉
私たちは、子どもが自然と触れ合うこと=木育としています。
あんしんつぼみ保育園では、
・毎日のお散歩で自然に触れ、四季を感じること
・木のおもちゃや、自然のぬくもりを感じる施設づくり
この二つを大事にしています。
毎日のお散歩を通して、四季を感じること
新宿という大都市にありながら、あんしんつぼみ保育園のまわりには、たくさんの自然豊かな公園があります。
その中でも子ども達に人気の公園は、東京都でも屈指の大きさを誇る「戸山公園」です。
公園の中には芝生の絨毯や、たくさんの遊具があり、箱根山では子ども達が頂上に登り、景色を楽しんでいます。
また秋にはどんぐりを拾い、枯れ葉の絨毯にダイブして遊びます。
時には全身どろんこになって、日々全身で自然を感じています。
その他の公園はお散歩マップよりご確認いただけます。
③食育(しょくいく)
食は健全な心と身体を培い豊かな人間性をはぐくんでいく土台となるものと考えています。
あんしんつぼみ保育園では、らでぃっしゅぼーや(オイシックス・ラ・大地株式会社)と契約し、
栄養士の作成した献立表を基に、旬の有機・低農薬野菜・無添加食品の食材を中心に提供しております。
※「らでぃっしゅぼーや」とは有機・低農薬野菜を初めとした食品・日用雑貨の個別宅配サービスです。