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ほいくえVoice

【vol. 31前編】好きなことを全部活かして

更新日:2022.4.25|6(2週間) / 273(累計)

まお先生
20代 保育士歴3年目
私立認可保育園勤務 
 
―まお先生は保育士として働きながら、芸能活動、またダンサーとしての活動もされているとお伺いしました。三足のわらじですね!まず、保育士になったきっかけをお聞かせください。
 
保育士になろうと思ったのは、中学生の時の職業体験がきっかけです。本当はケーキ屋さんでパティシエ体験がしたかったのですが、じゃんけんに負けて(笑)ケーキ屋さんは中学生にも人気でした。そんなわけでなんとなく友達と選んだ保育園が、すごく楽しかったんですよね。「お姉さん先生〜」と呼んで懐いてくれる子どもたちの姿を見て「可愛い!嬉しい!!」と思いました。それ以来、将来の夢はずっと保育士でした。
 
―芸能活動はいつから始められたのでしょう?
 
短大で保育を学んでいるときに、ミスコンに出ない?と誘われたことがきっかけです。私は人前に出るのが元々好きなほうで、ダンスの発表会は緊張よりも楽しめるタイプ。ミスコンがきっかけで、芸能活動にも興味やつながりが生まれた感じです。
 
―学生時代に保育以外の興味(芸能活動)に出会って、就職活動はどのようにされましたか?
 
新卒の就職活動はちゃんとやろうと思いました。学校のサポートを受けられるのが、新卒者の特権ですよね。正規職員として保育士経験も積みたい、プライベートは芸能活動にも充てたいと考えていたので「働きやすさ」の条件を重視して職場を探しました。
 
―新卒で入った保育園に3年間勤務されているのですよね。働きやすいですか?
 
とっても働きやすいです!残業や持ち帰り仕事がないのもいいですが、一緒に働く人もいい人ばかりで。このまま保育士一本で深めてもいいなぁと過ることもあるくらい、すごくいい場所です。
 
―絶賛できるほどいい職場に巡り会えたのですね!
 
はい、リアルな友人にも勧めて。いま一緒に働いています。前の保育園が合わず悩んでいたのですが、いまの職場では生き生き働いていますよ。
 
―身近な人にも紹介できるとは、本当におすすめできる場所なのですね。まお先生が気に入っているのはどのようなところですか?
 
一番は、なんでもやらせてもらえるところですかね。保育園としての「保育観」はあまり打ち出せていない、特徴がないように見えるかもしれませんが、制約がない分とても自由です。製作してみたり企画したりすると、園長や主任が「いいね!」「ありがとう!」と言ってくれるのも嬉しいです。
 
最近やってみて、嬉しかったことはありますか?
 
お誕生日会でNiziUを踊ってみました!ダンスを子どもたちに見せたらどんな反応なんだろう?は気になっていたので、同僚を誘って練習して。そうしたら子どもたちが思いの外喜んでくれて、すごく嬉しかったです。保護者の方にも「保育園のInstagramで観ました」「子どもが家でも踊っています」などと言っていただけて、ちょっとしたブームです。私は保育園児のときにダンスを始めて今でも続けていますが、私も子どもたちのきっかけになれたかもしれないと思うと、嬉しいです。保育の中にダンスの要素を入れてみたいな〜ということもずっと考えているので、子どもたちの反応が見られて大きなヒントをもらった出来事でした。
 
まお先生、貴重なお話をありがとうございました!自然体で、とってものびのびと保育を楽しまれている様子が伺えるインタビューでした。お忙しい生活だと思いますが、「全部好きだからやってるんですよ」とのこと。インタビュー後編も、どうぞお楽しみにしていてください。
 
【まお先生×保育のひとコマ】
この写真は某テレビ局の宣材写真です。テレビ局の仕事ではレポーターやイベント業務、CM出演などをしています。忙しい日は仕事をしてテレビ局の撮影、夜はダンスの習い事に行く日もあります。大変ですが、こなした時のやりがいは半端ないです!(まお先生)
 
まお先生のTwitterInstagramはこちら。
 
(2022.3 聞き手・編集:鏡味)
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