- TOP
- 東京都
- 世田谷区
- 0歳〜6歳の教育園《ラバント世田谷園・ラバント八雲自由が丘園》
- タイムライン
- ≪GRIT-やり抜く力―をご存知ですか?≫
いろいろ
≪GRIT-やり抜く力―をご存知ですか?≫
ペンシルベニア大学の著名心理学者、アンジェラ・ダックワース准教授が「成功を予測できる性質」として発表して以来、注目を集めています。
非認知能力の一つでもあります。
ダックワース准教授は、このやり抜く力を「非常に遠い先にあるゴールに向けて、興味を失わず、努力し続けることができる気質」と定義しました。
また、才能とやり抜く力の間には相関関係がないことも明らかにしています。
では、「GRIT」を伸ばすためには、どうしたらよいのでしょうか。
スタンフォード大学の心理学者であるドゥエック教授らの研究によれば、「しなやかな心」を持つ、つまり「自分のもともとの能力は生まれつきのものではなくて、努力によって後天的に伸ばすことができる」ということを信じる子どもは、「やり抜く力」が強い事が分かっています。
ドゥエック教授らの実験では、親や教師から定期的にそのようなメッセージを伝えられた子ども達は、「しなやかな心」を手に入れ、「GRIT」が強くなり、その結果、成績も改善したことが明らかにされています。
あるノミの実験があります。
ノミは、通常1m程上に跳ぶことができますが、50㎝の高さしかない箱に入れ続けると、箱から出した後も50㎝までの高さしか跳ぶことができなくなります。
つまり、制限をかけてしまうと、伸びるはずの可能性も閉ざされてしまうのです。
子どもの一番近くにいる大人は、親・先生です。
子どもの可能性を伸ばすも閉ざすも、親、または先生が子どもにどのようなことを伝えるかによって、決まってくるのです。
「あなたはできる!」と言い続けた子どもと、「どうせここまでしかできないだろう」と思って制限し続けた子どもと、成長した未来が違うことは、明らかですね。
子どもの無限の可能性を信じて、挑戦させ続けることができる環境で、GRITを伸ばしていきたいですね。
↓
入園説明会
その他のタイムライン
-
いろいろ
ラバントが目指す職員像
近年、教育分野では「非認知能力」の育成に関心が集まっています。 子どもがより良...
-
いろいろ
子どもは大人の親である
ある朝。 新入園児のお友だちがお母様と離れる際自ら手を振り、「行って参ります」...
-
いろいろ
日本の美しい言葉と作法
当園の保育理念の一つに日本人のアイデンティティを育むとあります。 グローバ...
-
いろいろ
長期休暇にちょっとした工夫で子どもとの向き合い方が変わる?
「イヤイヤ期」=子どもの力を伸ばすチャンス 「イヤイヤ期」とは何かご存知で...
-
いろいろ
保育サービスではなく、子ども達の保育園として
昨今、保育園のあり方が多様化して 「保育サービス」と呼ばれるようになりました。...
-
いろいろ
心のあり方を学ぶ幼児期
生活習慣の定着はもちろん 子どもの心を育む大事な時期です。 優しさ 思...
-
いろいろ
0、1歳児の園での過ごし方
荷物(オムツセット・スタイ・タオル・ミルク・哺乳瓶・お着替え等)は入園時に搬入し...
-
いろいろ
基本的信頼感とは?
【基本的信頼感】 子どもを育てていくうえで一番大切なのは子どもの心に 「...
-
いろいろ
集中力を鍛えるために
≪集中力を鍛えるために≫ 子どもが集中できていないと何で 集中できないの...
-
いろいろ
手を繋ぐという学び
安全に預かる ことと 子どもの経験と機会を奪う ことの違いとは? 当...