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いろいろ
≪異年齢保育って何が良いの?≫
0~5歳の子ども達が通園しています。
一斉に活動する時と、クラスごとに分かれて活動する時と、メリハリをつけて過ごしています。
少子化により兄弟がいない子どもが多かったり、近所で年齢の違う子どもと遊ぶ機会が少なかったりする現代において、異年齢の子どもと触れ合う機会を持てることは、とても貴重です。
・人間関係の築き方を学ぶ
・集団社会でのルール・役割分担を身に着けることができる
などの意図が異年齢保育にはありますが、異年齢保育の園に通わせることで、子ども達にどのような成長を期待できるのでしょうか。
【年上のお友だちから見た良い点】
・年下のお友だちに教えたり、面倒を見たり、することで責任感が芽生える
・教える時に、年下の子どもに分かりやすく言葉で伝える必要があるため、自分の気持ちや意見をしっかりと言葉で伝える力がつく
・お世話をする姿を大人から褒められることで、自尊心や満足感を得て自信に繋がる
・思いやり、労り、手伝う、お世話をする、配慮する、見守ることが自然にできるようになる。
【年下のお友だちから見た良い点】
・年上のお友だちの姿を間近で見ることで、様々なことに興味や関心を持つようになったり、様々なことに挑戦しようとする気持ちが生まれたりする。
・年上のお友だちのことを、憧れを抱く存在や目標として見るようになり、真似をしようとすることで、見て学ぶことができる。
・進級した時には、自分が年上のお友だちにしてもらったことを、次は自分がしてあげられるようになる。
・自立心が育ち、自立が早くなる。
先日の活動時に、子ども達のこのような姿を目にしました。
クレヨンを使った製作をしていた時です。
「二人で一つのクレヨンを使ってください」と促したところ、大きいお友だちがクレヨンを取って、『はい、どうぞ。』と渡してあげる姿が見受けられました。
そして、小さいお友だちは『ありがとう』と感謝の気持ちを伝えています。
大きいお友だちは、自分が先に使ってから渡すのではなく、「まず先に使っていいよ」という気持ちで渡してあげていたのです。
自分が使いたいという気持ちを抑えて譲る姿から、非認知能力の一つである「自制心」が育っていることを感じます。
小さいお友だちは、このような大きいお友だちの姿を見て、「思いやりの心」を学ぶのです。
同じ年齢の子ども達が集まったクラスより、異年齢の環境の方が心の成長を期待でき、非認知能力を育むことができると考えます。
お子様も異年齢の環境で過ごしてみませんか?
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