- TOP
- 東京都
- 世田谷区
- 0歳〜6歳の教育園《ラバント世田谷園・ラバント八雲自由が丘園》
- タイムライン
- ≪幼児教育が変わろうとしている!?≫
いろいろ
≪幼児教育が変わろうとしている!?≫
東京大学名誉教授・汐見稔幸さんの話によると、「世界の先進国は、すでに幼児教育を大きく変えようとして動いている。そこには、3つの背景がある。」とのことです。
【子どもをめぐる環境の変化】
かつては、子どもたちは家庭や地域での「生活」の中から、いろいろなことを学んで育っていました。例えば、親の仕事の手伝いなどです。しかし、そのような経験が減少したため、どこかで生活から得る学びを補填しなければなりません。
【AI(人工知能)普及、グローバル化】
幼児期の子どもたちが社会を担うことになる20年後は、今とは違う社会になっているはずです。AI(人工知能)の普及や、新たな道具や技術が生まれることもあるでしょう。また、社会のグローバル化により、多様な文化の人たちと上手に付き合う必要が出てきます。そのため、さまざまな道具を使いこなす力や、グローバルな社会に適応する力の教育が必要になっています。
【答えが見つかっていない問題・先の見えない社会】
現代の社会は、環境問題や少子高齢化など、簡単には解決できない、いろいろな問題を抱えています。そういった問題に向き合っていくために、みんなで協力して新しい解決策を探っていくような「新しい知性」を育てていかなければなりません。
これら3つの課題に取り組むためには、幼児教育がいちばん大事ではないかと考えられ、多くの国が幼児教育に力を入れるようになりました。日本の幼児教育に関する法令の改定も、このような世界の流れに沿ったものです。
文字や数など、身についていることがすぐにわかる能力を認知能力といいます。認知能力を幼児期の早い時期から急いで身につければ、大人になって優秀になるかというと、あまり関係がないことが分かっています。
一方で、非認知能力は、好奇心、粘り強さ、気持ちを切り替える力のような、身についているかすぐには分からないけれども、生きていく上で重要になるスキルのことです。この基礎を幼児期に育てておくと、将来、勉強が行き詰まったときも「やり方を変えてみよう」と切り替えて進めることができます。
勉強が伸びることにも繋がるわけです。
認知能力が大事でないわけではありません。遊びなど、子どもが興味を持ったものに取り組むことができるだけの認知能力は必要です。認知能力と非認知能力が支え合うことが大事になります。
非認知能力は、かつて家庭や地域の生活の中で育っていましたが、今は子どもの生活環境が変わり、育ちにくくなっています。
そのため、幼児教育で重点を置いて育てることになったのです
つまり、非認知能力を育てるには、幼児教育が必須ということです。
お子様もぜひ、ラバントで非認知能力を育ててみませんか?
参考:NHK「すくすく子育て」HP
その他のタイムライン
-
いろいろ
返事がその人の性格も作る
西尾実教授に「言いにくいことば」という随筆がある。嘗て、国語の教科書にも載った一...
-
いろいろ
素直さの正体
さる先輩に「伸びる人と伸びない人の違いは何か」と問うたことがある。先輩は、まるで...
-
いろいろ
行く先と帰宅時刻を伝える大切さ
夜の十時を過ぎても帰宅しない娘を案じて母親が長男にその迎えを頼もうとする場合の描...
-
いろいろ
意味の深い食事の挨拶
食事は毎日三度、ずっと続けられる楽しみな時間であり、大切な営みだ。家族揃っての...
-
いろいろ
親しみと労りのマナー
お風呂に入ったり、出たりする場合の挨拶はあまりされていないようだが心を繋ぎ合う...
-
いろいろ
本来の意味を知って本物の挨拶を
「お早うございます。」という朝の挨拶の意味は、「早くから元気に精を出して立派です...
-
いろいろ
挨拶の本義は相手の心に近づくこと
現在の一般的な表記では「あいさつ」と書くことが多いので「挨拶」と漢字で書ける人は...
-
いろいろ
こどもの日
明日は、「こどもの日」 お父様お母様、子どもの日がどのような日かお子様に伝...
-
お知らせ
5月の運営状況について
緊急事態宣言が5月末まで延期となりました。 4月は、各ご家庭の前向きに...
-
いろいろ
今人が見つめ直す時
新型コロナウイルス感染症が日々の日常を奪う中で、我々はどのような事に「気づき」を...