- TOP
- 東京都
- 世田谷区
- 0歳〜6歳の教育園《ラバント世田谷園・ラバント八雲自由が丘園》
- タイムライン
- 躾の三原則をご存知ですか?
いろいろ
躾の三原則をご存知ですか?
つまり、礼儀・作法を教え込むということです。
礼儀・作法とは,社会に出たときにお互いが気持ち良く生活するための思いやりや所作で
す。
お互いが気持ちよく生活できると,幸せに生きることができます。
では,家庭でこの礼儀・作法を教え込むために,どんな心構えが必要なのでしょうか?
国民教育の父といわれる,教育哲学者だった森信三氏は「躾の三原則」を提唱されています。
「あいさつ」「返事」「はきもの」です。
1.特に朝,「おはようございます」と明るくあいさつをします。
2.呼ばれたら,「ハイ」と返事をします。
3.はきものをきちんとそろえ,席を立ったら椅子を入れます。
これら三つの躾を「つ」のつく年齢までに身に着けておくことが肝要だと提唱されています。
「つ」のつく年齢とは,「1つ(ひとつ),2つ(ふたつ),3つ(みっつ)・・・・・8つ(やっつ),9つ(ここのつ)」
つまり9歳までにということです。
また,この三原則を言葉で伝え「子どもにそうさせる」だけでなく,親自らが率先して行動で示すことが大切だと提唱されています。
躾が身につくと,子どもの「我」がとれるそうです。
「我」がとれるということは,素直な気持ちになるということであり,心の受入れ態勢が整うということです。
これができる子どもは何でも学び・吸収し,伸びていくことができます。
反対に,「エゴイストに成長なし」と言われるように,「我」の強い子は心の窓が締め切った状態なので,風通しが悪く,中の空気もどんどん悪くなっていきます。
躾のきちんとできている子は,将来必ず伸びます。
無理に押しつける必要はありません。
たった三つのことを行動で示し,自然にできるようにさえすればいいのです。
本物は続きます。続けると本物になります。まずはお父様・お母様が率先して行動で示しましょう。
先日の保護者会で行ったテストでも、躾の三原則を問う問題を出しました。
子どもだけでなく、保護者様が育つ機会を設ける(親育)。
それがラバントです。
次の文は、子ども達が毎朝読んでいる音読の一つです。
【挨拶】
・挨拶は、仲良しになる第一歩。
・挨拶は、人より先に自分から。
・挨拶は、目を見て、元気に、にこやかに。
【返事】
・呼ばれたらすぐに、「はいっ。」
・呼んだ人の目を見て、「はいっ。」
・自分の仕事は途中でも止めて「はいっ。」
【履物】
・履物は、いつでもきちんと揃えます。
・席を離れる時には、必ず椅子を入れます。
子ども達には、日々の音読や園生活を通して、挨拶・返事・履物を揃えることの大切さを伝えていますが、子どもが園で音読をするだけでなく、ご家庭で保護者様がお子様と一緒に読むことで、共に成長していくことができます。
私達は、「親子共育」を実現する、そんな立場の保育園であり続けたいと考えています。
その他のタイムライン
-
いろいろ
脚下を照顧せよ
外に出る時には誰でも履き物を履く。裸足で外を歩く人はいない。また、靴下を履いた...
-
いろいろ
駄目な事は駄目です
子供が入園する時期になったので子供を伴い、いくつかの幼稚園を見学した両親が「さ...
-
いろいろ
幸せに暮らす基本中の基本
十人十色、千差万別と言う。人間社会には実に様々な人がいる。一人一人の表情がそれ...
-
いろいろ
笑顔に当てる拳はない
人間は感情の動物であると言われる。感情の諸相を一言で喜怒哀楽と呼ぶ。喜びや楽し...
-
いろいろ
やって良いこと、悪いこと
大勢で暮らす社会には様々な人がいる。様々な人が仲良く力を合わせて生活をしていく...
-
いろいろ
他者への心遣いが社会性を育てる
集団生活、社会生活の基本は他者と自分との関係を弁えることである。幼い子供ほど自...
-
いろいろ
友達を大切にする
多くの友達と集団で生活をしながら、次第に望ましい対人関係や社会生活の基礎を身に付...
-
いろいろ
先生を心から尊敬する
子供は幼く、知識も経験も乏しいので、様々なことを学んで成長させ、やがては社会人...
-
いろいろ
園や学校の生活
園や学校は、社会生活を学ぶ場です。 誰も見ていない所でも、誰かがあなた...
-
いろいろ
『実語教』の意訳
お年寄りに対しては自分の父母のように敬い、幼い者に対しては我が子や我が弟のよう...