いろいろ
ぐんぐん伸びろ、「好奇心」
彼らの成功を支えたもの…それは彼らが持つ「好奇心」の力でした。
ライト兄弟に学ぶ「成功」と「好奇心」
2人は幼いころから好奇心が強く。特に「機械」には大変興味がありました。
しかし彼らは、彼ら自身の力のみによってその偉業を成し遂げたわけではありません。
父母の愛に包まれてぐんぐん育った「好奇心」の芽
古クギや壊れた時計の部品などを拾ってきては「2人の宝箱」と名付けたガラクタ箱に集めたライト兄弟。たとえ彼らがどんなに汚いガラクタを持ち帰ってきたとしても、彼らの父母は決して彼らを叱ることはありませんでした。台所は彼らの作業場として提供されました。そして彼らは3回引っ越しをしていますが、いつでもライト家には子どもの実験場と工作場を兼ねた空間が準備されました。
彼らの好奇心を伸ばした母の言葉
「何でもまず自分で考えてみなさい」
「ひとつずつきちんと考えて積み重ねていけば、どんな難しいことでも必ずできますよ」
「不思議だと感じたことは、どんどん自分で調べてみなさい」
すばらしい言葉ですよね!
お母さんは好奇心旺盛な子ども達を温かい目で見守っていたのです。
弟のオーヴィルが幼稚園に行かずに毎日、友達の家のミシンをいじっていたときにも、彼女は決してとがめませんでした。彼のずる休みが科学的好奇心から来るということを大切にしていたからです。
大人の基準できめつけない!
子ども達は大人の判断基準からすると「問題」だと思えるような行動をすることがありますね。しかし、子どもには子どもなりの理由や事情があります。
それを無視して一方的に叱ってしまうことは、子どもの好奇心の芽を摘むことにつながりかねないのです。それはとてももったいないことですよね!
ライト兄弟は科学や工学の専門的な教育を受けていたわけではありません。
人々はそれを不思議がりましたが、彼らがやっていたことは両親に教えられた
「徹底的に調べること、考えること、実際に試すこと」
だったのです!
子どもの好奇心を伸ばすことがどれほど大切か。
そしてそのためには子ども時代の環境がとても大切になってくる。
ライト兄弟の弟オーヴァンがこんな言葉を遺しています。
「幸運なことに、子どもが知的興味を追求し、好奇心を抱く物を研究するように、いつもまわりが励ましてくれた。もしも違った環境で育っていたら、ぼくたちの好奇心は、実を結ぶずっと前に摘み取られていたかもしれない」
子どもたちの好奇心の芽がぐんぐん伸びることができる環境を大人が調えたとき、彼らの可能性は真に無限大のものになります。
モイッカほいくえんでは、子ども達の好奇心を伸ばす、オランダ教育・探究学習を日々の保育で実施しています!興味のある方は、ぜひ、見学にいらしてください☺