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音読指導

更新日:2018.4.18|1(2週間) / 116(累計)

音読指導
毎日使用している音読の「言葉と作法」

子どもを教えるためのマニュアル本ではなく、子どもに教える立場にある者が、その基礎教養として身につけておくべき事柄の一端を簡明に示したものです。

人の子を導く指導者は、自らが持てる広く深い教養のごく一部を子どもたちに教えるという姿が望ましいのです。
「指導者」とは、広い意味をもっており
保育士、教員、親、家族など子どもをのばすために働きかける全ての人を指すからです。

子どもに教えていることの背後に、汲めども尽きぬ奥行きの深い教養が隠されていてこそ、指導者として本物なのです。

子どもの指導者として、常に教養を高めていくためのヒントを示した一冊です。

言霊があればこそ「美しい言葉」は「美しい心」を育てることになります。
荒んだ心は荒んだ言葉を使い、時に相手の心までも荒ませる。
まさしく「言葉遣いは心遣い」の表れです。

無造作な言葉のやりとりの一つ一つは、それぞれに相手の心に、有形無形の影響、痕跡を与え続けていることを忘れてはなりません。
何気なく交わされる一語一語が長い間には子供の物の見方や考え方に大きくかかわって子供の人間形成に影響を与えていくのです。

我々大人も、常に「優しい心で正しい言葉」を子供たちに贈り続けるよう努めていきたいものですね。
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