- TOP
- 東京都
- 世田谷区
- 0歳〜6歳の教育園《ラバント世田谷園・ラバント八雲自由が丘園》
- タイムライン
- 親育(子どものしぐさ)
いろいろ
親育(子どものしぐさ)
今日は子どものすぐさで気になるといわれている「ゆびしゃぶり」について書きたいと思います。
指しゃぶりには、心配なものと、そうでないものがあります。
実は、子どもはお母さんのお腹の中にいる頃から指しゃぶりをしていますが、なぜ指しゃぶりをするのかはわかっていません。
赤ちゃんは、手や足など自分の体をバタバタと動かす 「繰り返しの行動」を常にしており、これによって目と手を協応させたり、体の機能を確認したりしています。
この繰り返しの中で、さまざまないる乳幼児期(0~3歳)ことを学習しているのです。
1歳代までの指しゃぶりは、この「繰り返しの行動」の一つですので、心配ではないしぐさと言えるでしょう。
ただ、3、4歳を過ぎての指しゃぶりは、ちょっぴり「心配なしぐさ」です。この時期の子どもは、いろんな遊びをするようになります。遊びは発達においてとても大切で、体の能力はもちろんのこと、いろいろなことをイメージする想像力を発揮するほか、ものをつくり出す創造力など、さまざまな力が養われていくのです。
幼児期は放っておけば勝手に遊ぶということはなく、遊ぶ環境を親が与えてあげる必要があります。危険がないように環境を整え、子どもの発達に合ったおもちゃなどを用意し、親も一緒に遊ぶなど
ワクワクする雰囲気をつくってあげると、子どもは刺激を受けて遊びに興味を持ち、一人で遊んだり、友だちと走り回ったりと、かなり活動的に遊ぶようになります。
こうした時期である3、4歳を過ぎても指しゃぶりをしているということは、手持ち無沙汰で退屈していると考えられます。
他に楽しいと思う遊びがあれば、指をしゃぶる暇はないはず。 「しゃぶらないの!」と注意をするよりも、夢中になって遊べるような環境を整えて一緒に遊んであげましょう。
寝る前に指をしゃぶるクセがある子に対しては、 「指しゃぶりしないで」と注意するよりも、手を握るなどして気を逸らしてあげるといいですね。
子どもは安心感を覚えて、徐々に指しゃぶりをしなくなっていくはずです。
本日もありがとうございました。
ラバント保育園
その他のタイムライン
-
いろいろ
親育(体験が経験になる)
保育園や幼稚園における行事についてまだこのような声がささやかれます。「先生が主導...
-
いろいろ
親育(思いやり)
集団生活の中で身につける重点として、まずは「基本的生活習慣を身につける」ことが言...
-
いろいろ
親育(仲間)
仲間と共に歌う 乳幼児の育ちに適切な環境とは、空間・時間・仲間、この3つの要素...
-
いろいろ
親育(母親の評価)
『子どもの頑張りにはきちんと評価したり、当たり前と考えないことが大事』と皆様ご理...
-
いろいろ
親育(できるようになったこと)
卒園式まであと少し、保護者様の連絡帳の中には、ラバントの思い出を語ってくださる熱...
-
いろいろ
親育(子育ての正解)
~お母様の連絡帳~ ・子供の成長や興味と共に改めて大人が学んだり興味を持つ機会...
-
いろいろ
親育(子どものふざける)
子どもの「ふざける」 ですが、 これはあっていいというか、それが子どもの特権で、...
-
いろいろ
親育(性教育について)
性教育 以前プライベートゾーン(水着ゾーン)について配信させていただきました。...
-
いろいろ
親育(出来たを見える化に)
引っ込み思案な子には実績を。実績は見える化に。 以前にも配信しましたが、目...
-
いろいろ
親育(真似事)
お母様からの連絡帳 夕食作りを手伝ってくれ、出来上がると、私のこともキッチ...