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いろいろ
親育(健全な発育途中)
子育てあるあるですね。
理由は解明されていませんが、実は世界中の子どもが1歳半ぐらいになると、「イヤ!」と言い出すことがわかっています。 アメリカの子どもは「NO!」と言うのでしょう。
日本では「イヤイヤ期」と言われて親にとって大変な時期とされていますが、実は「イヤ!」という言葉が出てくるのは、すこやかに育っている証です。
子どもは生まれてから1年くらいかけて親との愛着関係を築いていきます。信頼できる関係が築かれていくと、子どもは少しずつ外の世界を探検するようになります。
親という「安全基地」があるから、自発的にいろんなことをしていきたいと思えるのです。自分が選んだ服を着たい。自分で靴を履きたい。自分でボタンを留めたい。自分がやりたいと思うことをどんどんやりたい、そんな探求心があふれる時期です。自分がやりたいことをやろうとして、親に対して「イヤ!」と言うのは、健全な発達であり、乳児期からの関わりが実って、親子の間に愛着関係が築かれていることの表れでもあります。
この時期は、子どもが意欲的になれるよう関わることが大切です。自分がやりたい!と言ったことがうまくできなかったとき、「ほらね」と声をかけていませんか?
自分でやりたいという気持ちが芽生えているのに、このような声かけが続くと、子どもは萎縮してしまって、やりたいという意欲を持てなくなります。
この時期に過剰に褒めたからといって、将来、傲慢な大人になることはありません。「自分でやりたい!」と意欲を持って取り組んでいることに対しては、多少手伝ってあげたとしても「すごいね! できた、できた!」と褒める声かけをしましょう。 親が喜んでくれると、子どもの自発性や探求心はより強くなります。
ただし、健全な発達の証とはいえ、毎日何回もイと言われ続けると、疲弊してしまいますね。 「自分が否定された」と思ってしまうお母さんお父さんもいるのではないでしょうか。
しかし、この時期の子どもはまだ他の人の気持ちを推測することはできないので、こちらの考えがわかって 「イヤ」と言っているわけではありません。
子どもと同じレベルでバトルするのではなく、子どもの「イヤ!」を利用して、「いいよ、食べなくて。お母さんは大好きだからいっぱい食べちゃおう~」とモリモリ食べるなど
親のほうが「一枚上手」の対応ができるといいですね。
今週は運動会も疲れも溜まっているかもしれません。ゆっくりと休息しつつ楽しい週末をお送りください。
ありがとうございました。
ラバント保育園
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