いろいろ
親育(動き)
どの子を見ていてもそう思います。よくスーパーでお母さんの後ろに隠れている子を見ますが、家に帰れば大暴れなんていうこともよく耳にします。
集団の中で顕著に見られることは、お友だちが動いていたら動きたくなる衝動です。特に乳児はそうですね。何だか、動きたくなる、真似をしたくなる。
先生に指示をされたのではなく、みんなに倣ううちにだんだん自らも動くようになる。それこそ自律性の芽生えであり、動く喜びの原点とも言えそうです。
世田谷のお友だちで運動会前までは「立ったねーー!!」と大喜びしていたのが、今では年長顔負けの上手な熊歩きができるようになりました。
先生が指示したのではなく、今まで何十回もの熊歩きをするお兄さん、お姉さんを見てきて、記憶していたのでしょう。彼女のイメージと体の動きが一つになった瞬間は感動しかありません。
こうして、子どもは親だけでなく外部(お友だち)から吸収していくのだと思いました。
ラバントの保育はこの繰り返しです。お外では自由に遊ぶ以外にサーキットがあったり、授業も毎月同じ内容を同じ順番で取り組みます。単純なことを集中して継続して続けることで習慣が強化され当たり前になります。
お子様が毎日保育園に来てくださり、活動をしてくれていることは基礎基盤を作る「動き」です。
年齢が大きくなると、知恵がついてくることもありますが、「動きたがっている」本能を消さないように明日からも保育をして参ります。
本日もありがとうございました。
ラバント保育園
その他のタイムライン
-
いろいろ
ラバントが目指す職員像
近年、教育分野では「非認知能力」の育成に関心が集まっています。 子どもがより良...
-
いろいろ
子どもは大人の親である
ある朝。 新入園児のお友だちがお母様と離れる際自ら手を振り、「行って参ります」...
-
いろいろ
日本の美しい言葉と作法
当園の保育理念の一つに日本人のアイデンティティを育むとあります。 グローバ...
-
いろいろ
長期休暇にちょっとした工夫で子どもとの向き合い方が変わる?
「イヤイヤ期」=子どもの力を伸ばすチャンス 「イヤイヤ期」とは何かご存知で...
-
いろいろ
保育サービスではなく、子ども達の保育園として
昨今、保育園のあり方が多様化して 「保育サービス」と呼ばれるようになりました。...
-
いろいろ
心のあり方を学ぶ幼児期
生活習慣の定着はもちろん 子どもの心を育む大事な時期です。 優しさ 思...
-
いろいろ
0、1歳児の園での過ごし方
荷物(オムツセット・スタイ・タオル・ミルク・哺乳瓶・お着替え等)は入園時に搬入し...
-
いろいろ
基本的信頼感とは?
【基本的信頼感】 子どもを育てていくうえで一番大切なのは子どもの心に 「...
-
いろいろ
集中力を鍛えるために
≪集中力を鍛えるために≫ 子どもが集中できていないと何で 集中できないの...
-
いろいろ
手を繋ぐという学び
安全に預かる ことと 子どもの経験と機会を奪う ことの違いとは? 当...