- TOP
- 東京都
- 世田谷区
- 0歳〜6歳の教育園《ラバント世田谷園・ラバント八雲自由が丘園》
- タイムライン
- 親育(考え方は違っていい)
いろいろ
親育(考え方は違っていい)
「どんな?」
「誰の?」
そんな声が聞こえてきそうですが、
「どんなことも」
「誰でも」
と付け加えます。
人間関係というのはいつでもテーマに上がるものです。
幼稚園教育要領・保育所保育指針でも必ず重要課題に上がる「協調性」や「思いやり」「やさしさ」「コミュニケーション」
集団生活の中では、当たり前のように「みんなと仲良くしましょう。嫌なことをされてもやり返さない」と言います。
最年長には「自分の意見を言いつつ相手の気持ち・人の気持ちを考えましょう」とレベルアップします。
決して「喧嘩をしなさい」などと言いませんよね。
しかし「我慢」はダメなんです。
なぜなら「我慢」をすることで
相手に対して「否定」が生まれてしまうからです。
特に幼児期に「否定」を知ってしまうと、協調性を知らずに育ってしまいます。
子どもがこの状態になってから「言いたいことを言ってもいいんだよ」と言っても手遅れかもしれません。
言いたいことを「我慢」と封印にするのではなく、「嫌なことは嫌」と言っていいんではないかと私は思うのです。
大人の関係でも同じことが言えるのではないでしょうか。
子育ての考え方は本来なら親が一緒の方がもちろん良いのでしょうが、お父様・お母様のお考えが違うこともあるでしょう。
我が家もお恥ずかしながら、その場面が度々ございます。
しかし、子どもからすると、「お母さんにこう言われたけど、お父さんがこうでもいいよ、って言ってくれた。」と言われたことがあります。
その時は「何?!」となりますが、よくよく考えるとその方が子どもにとると、安心したのでしょう。
言葉というのは、感情に任せると、勢いが出て止まらなくなります。
それぞれ考え方は違っていいけれど、「我慢」や「否定」をする生き方を子どもに伝えないようにしたいですね。
世田谷園・八雲園みんなが家族のように毎日過ごしています。
時には、喧嘩もするでしょう。
言い合いもあるかもしれません。
しかし、日々を共に過ごしていく中で、相手の事が大好きになっているのもよく分かります。
そんな瞬間を見ていると、子どもに人間関係の大切さを教えてもらっているようにさえ思えます。
本日もありがとうございました。
ラバント保育園
その他のタイムライン
-
いろいろ
≪三つ子の魂百まで≫
幼い時に形成された性格は、老年期になっても変わらないということの教えとして、この...
-
いろいろ
≪合奏がもたらす子どもへの効果≫
幼児期に取り組む合奏は、子どもにどのような影響を与えるのかについて、お話していき...
-
いろいろ
≪幸福度は人間関係で決まる?≫
人が感じる幸福度は、50%が「人間関係」で決まると言われています。 それは、子...
-
いろいろ
【教育は「ちょっとの無理」のさせ続け】
教育というのは、「そのままにしておかないこと」「もっと良くし続けること」に他なり...
-
いろいろ
≪温かい給食とお弁当≫
当園は、自園調理ではありませんが、提携している業者に給食を作ってもらっています。...
-
いろいろ
≪ラバントは右脳教育を取り入れています≫
ラバントでは、右脳教育の一つとしてフラッシュカードを取り入れています。 フラッ...
-
いろいろ
≪右脳はどのように育てる?≫
脳には右脳と左脳があり、右脳は感性脳やイメージ脳、左脳は言語脳や論理脳と言われて...
-
いろいろ
≪育ってほしい10の姿≫
平成30年度4月から、幼児教育に関連する、文部科学省の「幼稚園教育要領」、厚生労...
-
いろいろ
≪異年齢保育って何が良いの?≫
当園は、異年齢保育です。 0~5歳の子ども達が通園しています。 一斉に活...
-
いろいろ
【なんとなく育てていたら、なんとなくしか育たない】
私達は、「先生」という志事をしています。 なぜ私達が「先生」をできているの...