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いろいろ
親育(考え方は違っていい)
「どんな?」
「誰の?」
そんな声が聞こえてきそうですが、
「どんなことも」
「誰でも」
と付け加えます。
人間関係というのはいつでもテーマに上がるものです。
幼稚園教育要領・保育所保育指針でも必ず重要課題に上がる「協調性」や「思いやり」「やさしさ」「コミュニケーション」
集団生活の中では、当たり前のように「みんなと仲良くしましょう。嫌なことをされてもやり返さない」と言います。
最年長には「自分の意見を言いつつ相手の気持ち・人の気持ちを考えましょう」とレベルアップします。
決して「喧嘩をしなさい」などと言いませんよね。
しかし「我慢」はダメなんです。
なぜなら「我慢」をすることで
相手に対して「否定」が生まれてしまうからです。
特に幼児期に「否定」を知ってしまうと、協調性を知らずに育ってしまいます。
子どもがこの状態になってから「言いたいことを言ってもいいんだよ」と言っても手遅れかもしれません。
言いたいことを「我慢」と封印にするのではなく、「嫌なことは嫌」と言っていいんではないかと私は思うのです。
大人の関係でも同じことが言えるのではないでしょうか。
子育ての考え方は本来なら親が一緒の方がもちろん良いのでしょうが、お父様・お母様のお考えが違うこともあるでしょう。
我が家もお恥ずかしながら、その場面が度々ございます。
しかし、子どもからすると、「お母さんにこう言われたけど、お父さんがこうでもいいよ、って言ってくれた。」と言われたことがあります。
その時は「何?!」となりますが、よくよく考えるとその方が子どもにとると、安心したのでしょう。
言葉というのは、感情に任せると、勢いが出て止まらなくなります。
それぞれ考え方は違っていいけれど、「我慢」や「否定」をする生き方を子どもに伝えないようにしたいですね。
世田谷園・八雲園みんなが家族のように毎日過ごしています。
時には、喧嘩もするでしょう。
言い合いもあるかもしれません。
しかし、日々を共に過ごしていく中で、相手の事が大好きになっているのもよく分かります。
そんな瞬間を見ていると、子どもに人間関係の大切さを教えてもらっているようにさえ思えます。
本日もありがとうございました。
ラバント保育園
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