- TOP
- 東京都
- 世田谷区
- 0歳〜6歳の教育園《ラバント世田谷園・ラバント八雲自由が丘園》
- タイムライン
- 親育(吃音とチック)
いろいろ
親育(吃音とチック)
「吃音・チック」についてです。
目をパチパチさせるしぐさは、「チック」と言われているものです。何かの拍子に出る、クセがついてしまっている状態で、たいていは一過性のものであることが多いと言われています。
ストレスを感じていることが原因であることが多いので、無理にやめさせようとするのではなく、リラックスした時間を過ごして、一緒に遊んだり話を聞いたりするなど、親子間のコミュニケーションを大事にするといいでしょ
う。
吃音は、どちらかというと女の子より男の子によく見られます。 これは、話したいという気持ちと言語能力とのバランスが取れていないために起こります。
話したいことがたくさんあるのに、語彙や構文をつくる能力などが足りていない状態です。なぜ男の子のほうが多いか、については、まだわかっていません。
言語能力の発達とともに自然と治っていくことが多いのですが、問題になるのは、気になったお母さんやお父さんが注意してしまって、二次障害につながってしまうことです。
「落ち着いて話してみたら?」「またどもってる」 と、ことあるごとに注意すると、 本人は余計に意識してしまい、吃音が悪化することが多いのです。
失敗感が強くなり、「また注意される」と思って話すことが楽しくなくなり、話す意欲がなくなってしまいます。
吃音が出はじめた頃は、本人はそれに対して否定的な感情を持っていません。しかし、周囲の大人が「もっと滑らかにしゃべれないの?」などと言ったり否定的な反応をしたりすると、
本人もそう捉えてしまうのです。
吃音があったとしても親が気にせず、話したい気持ちを大切にしましょう。余裕を持って、ゆっくりと話を聞くようにできるといいですね。多少目をパチパチさせたり吃音があったりしても、周りに害を与えるわけではありません。「問題行動だ!」と原因を探し、治そうと必死になるよりも、充分に遊んだり、しっかりコミュニケーションをとったりすることに力を入れるほうがいいですね。
ほとんどは一過性のもの、親も忘れているうちに治ることが多いものです。
今週もあっという間でしたね。本日もありがとうございました。
ラバント保育園
その他のタイムライン
-
いろいろ
紀元節から建国記念の日へ
建国記念の日は「建国をしのび、国を愛する心を養う」国民の祝日として昭和41年(...
-
いろいろ
人は常に幸福を神に祈る
正月は、年の始めを言う。三日までを「三が日」、七日までを「松の内」と呼び、ここ...
-
いろいろ
日本の伝統行事
伝統行事は、長い歴史に磨かれた、日本の尊い文化です。 大切に守り伝えて行きま...
-
いろいろ
異名の語源と由来には諸説
現在の太陽暦は、太陽の運行に沿って西洋で作られた。これを新暦と呼び、日本では明...
-
いろいろ
名詞名分の意義と効用
童謡は、文字通り「童の為の歌謡」である。それは、一流詩人によって子供の為に作ら...
-
いろいろ
読書の意義と効用
活字は、白い紙に印刷された小さな染みである。それぞれの染みには僅かずつ違いがあ...
-
いろいろ
表現
話す、書く、描く、作る、歌う、踊る、 色々な表現を楽しみましょう。 ...
-
いろいろ
世の中の役に立てる仕事
「心訓」という語は固有名詞で、「心の教え」「心に置くべき教訓」というほどの意味...
-
いろいろ
時間と空間が生む安らぎ
毎日のように新聞に折り込みがある。大方は商品の広告であり、両面びっしりと色鮮や...
-
いろいろ
社会は互助、協力が本質
自分本位とか、自己中心とか、自分勝手などという言葉はいずれも良い意味ではない。...