- TOP
- 東京都
- 世田谷区
- 0歳〜6歳の教育園《ラバント世田谷園・ラバント八雲自由が丘園》
- タイムライン
- 親育(子ども目線を知る)
いろいろ
親育(子ども目線を知る)
今回は幼児クラス3~5歳をメインとしています。
【例:お友だちの真似をしてしまう行動の場合】
真似は憧れや好意の表れ。あたたかく見守ります。3歳以上になると友だちとの距離が近くなり、 自分と友だちとの関係のなかで自分の気持ちを意識し、友だちのなかにあこがれや願いを見つけるようになります。
真似はそのあこがれや願いを形にしている行為です。 その過程で思い通りにできない自分と葛藤して、成長していきます。
ここに注意することは、 行動を先取りした言葉がけをすると、自分で考えることができなくなります。
「行動を先取りした言葉がけ」が続くと 「これをすればどうなるか」 を自分で考えられないという不安が生まれます。 たとえ失敗したとしても、それもまた大事な経験。 言いたくなるのをグッとこらえて見守ります。
では、その他として年齢別の心の発達をまとめます。
3歳
・「今」を基準に時間の流れがわかってくる
・自分のことを 「ぼく」 「わたし」 と呼ぶようになる
・好んで手伝いをする、うれしい、楽しいことに共感できる
4歳
・探求心が育ち、何にでも興味を持って「なぜ?」と質問してくる
・友だちと自分を比較して競争心が芽生える
・悔しいこと、悲しいことにも共感できる
・ルールを理解し、守れるようになる
5歳
・「いい」「悪い」の二元的な考えから「○○することだってあるという中間の考えができるようになる
・年下の子や困っている子の気持ちに寄り添い、思いやりを持った行動ができる
・わざと人が困ったり心配するようなことをしたり言ったりして注意をひこうとする 「こっち見て行動」 が表われることもある
・友だちと共同でひとつのことを達成しようとがんばれる
失敗しても乗り越える力がつき、達成感や自信を得るようになります。子どもは失敗を体験することで乗り越える力が育まれ、次に失敗せずにできたとき、達成感や自信を得ることができます。 保育者に求められるのは「失敗しないよう注意すること」ではなく、「失敗したときのフォロー」そのためには、日ごろから子どもたちの様子をよく見ていることが大切ということになります。
以上の内容を保護者様に知っていただくことも大切かと思い書かせていただきました。子どもの目線から感じ、子どもの心理を知ることが子育てにおいても重要ではないかなと感じております。
本日もありがとうございました。
ラバント保育園
その他のタイムライン
-
いろいろ
小さな事を大切に
「一事が万事」という諺がある。「一つのことを見れば、他の大方のことが推測できる」...
-
いろいろ
一日の計は朝にあり
「一年の計は元旦にあり」「一日の計は朝にあり」は、共に広く知られている諺である。...
-
いろいろ
生活習慣
「習慣」とは、習ったことを長い間貫き通し、繰り返し行ううちにそうすることが決まり...
-
近況
テレビ朝日で放送されました
5月24日(日)のサンデーステーション 5月25日(月)のグッドモーニング ...
-
いろいろ
古典に学ぶ
『実語教』というのは、平安後期に起源を持つ子供向けの道徳教科書である。江戸時代...
-
いろいろ
一言添ええる温かみ
電話をかけると、親しい間柄であれば大抵の場合「お世話様になります」という言葉が添...
-
いろいろ
幸せは、感謝の中にしかない。
人は誰でも幸せを求めて生きる。幸せは万人の願いであり、望みであり、例外はない。不...
-
いろいろ
言葉は最高、最上の文化
大自然の持つ力には、人智の粋を集めても到底太刀打ちできない。それほど強大、巨大な...
-
いろいろ
「敬語」は、日本独特の言語文化
日本人は、昔から「敬語」を用いて相手を敬う心を育ててきた。相手と自分との関係、立...
-
いろいろ
返事は相手の為にするもの
返事をするのは本人である。だから、元気よく返事をするのも、大きく言うのも小さく言...