- TOP
- 東京都
- 世田谷区
- 0歳〜6歳の教育園《ラバント世田谷園・ラバント八雲自由が丘園》
- タイムライン
- 親育(叱らない子育て)
いろいろ
親育(叱らない子育て)
ったのではないでしょうか。
ですが、 私は 「怒る」 が必要ないだけで 「教える」「叱る」 は必要だと考えます。褒めるだけで子育てができるのなら、それが最もありがたいですが、子育てはそんなに甘くはないです。
「褒める」も「叱る」も片方だけではよろしくなくて、失敗があるから成功が輝いて見えるし、「間違う」 事があるから 「褒められる」 事も嬉しく感じるのです。
どちらか片方だけだとしたらどちらも引き立たなくなってしまいます。 コントラストの原理と近しいのではないでしょうか。
「叱る」のがとても苦手で、叱る事でお互いの関係が冷えてしまったり、 無言の時間が続くことが辛く思えてしまって、 なるべく子どもの機嫌が悪くならないように接するお母様もいらっしゃるかもしれません。
直してほしいことは 「○○しようね」 や 「○○してね」 という感じで、 子どもが傷つかないようにやんわりと言う。
一番大きなポイントとして「子育て」とは「誰の為か?」 という事です。
もちろん 「子育て」 ですから「子どもの為」 ですよね。では「叱る事でお互いの関係が冷えてしまう事を避けたい」「無言の時間が続くことが辛く思う」 「なるべく子どもが機嫌が悪くならないように」 っというのは「誰の為」 でしょう?
これは「自分の為」 の行為ではないでしょうか。
「お互いの関係が冷えてしまう」 「無言の時間が続く」 「子どもが機嫌をそこねる」 それを見たり感じたりする、経験をしたくないから避けてしまうということなんです。
子どもを育てるはずの 「子育て」が自分の為の「子育て」になっているとしたら上手く行かないのは当然で、 様々な不具合が出てきてしまうのですね。
子どもは生まれた時には0(ゼロ)の状態です。 その0の状態から、 いろいろな事を積み上げていくわけですが、 良いことをプラス。悪いことをマイナスと考えた時、正しくプラス方面に成長させたいと思っても、必ずマイナス面を知っていなければなりません。
何故なら世の中にはマイナスな事もたくさんあって、プラスもマイナスも経験しながらでないと「プラスを選択する」 という事もできないからです。
ですがマイナスを経験した時には、やはり「それは間違っている」 と教えてもらわなければなりません。
「叱る」ではなく、 「私は今、面白くありません」という態度を示すことはどうでしょうか。
「空気を読む」という言葉も昔はありました。今は「空気を読まなくてもいいじゃないか。自分らしく。嫌なことはしなくてもいい。自由を!」本当にそうでしょうか。それこそ自分の子育てになっていないでしょうか。
親や教育者は子どもが将来困らないように、「教える」を今は伝えていくことが必要ではないかと思います。
子どもの年齢が上がってくると、「教える」が難しくなりますから、幼児期の今「教える」「叱る」や「間違い」と「褒める」を定着していきたいものです。
本日もありがとうございました。
ラバント保育園
その他のタイムライン
-
いろいろ
親育とは?
ラバントは、ご家庭と保育園の両輪が合わさるところに子の成長があると考えております...
-
いろいろ
挨拶の大切さ
「挨拶」は、良い人間関係を築くのに、とても大切なものです。 子どもにとって...
-
いろいろ
どんな子どもに育ってほしいですか?
世のお母様は自分の子どもに、どのように育ってほしいと願っているのでしょうか? ...
-
いろいろ
良質な教育 × 長時間預かり
就学前教育は生活教育と言われます。 幼稚園受験・小学校受験は「親の受験」と表現...
-
いろいろ
本来の意味を知って本物の挨拶を
「お早うございます。」という朝の挨拶の意味は、「早くから元気に精を出して立派で...
-
いろいろ
行く先と帰宅時刻を伝える大切さ
辿る夜の十時を過ぎても帰宅しない娘を案じて母親が長男にその迎えを頼もうとする場面...
-
いろいろ
返事がその人の性格も作る
西尾実教授に「言いにくいことば」という随筆がある。嘗て、国語の教科書にも...
-
いろいろ
素直さの正体
さる先輩に「伸びる人と伸びない人の違いは何か」と問うたことがある。先輩は、まる...
-
いろいろ
返事は相手に為にするもの
返事をするのは本人である。 だから、元気よく返事をするのも、大きく言うのも小...
-
いろいろ
「敬語」は、日本独特の言語文化
日本人は、昔から「敬語」を用いて相手を敬う心を育ててきた。 相手と自分との関...