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親育(小言を減らす)
「不安」や 「悩み」が原因であることが多いそうです。 「抜毛症」で調べてみる親の「小言や完璧主義」が子どもにストレスを与えている事があるとありました。
小言と言われると私も耳がいたいな、と正直思ってしまいます。
食事中は「肘をつかないの」から始まり 「箸の持ち方がおかしいよ」 「背筋を伸ばしなさい」 「喋る時は手で口の中を隠しなさい」
子育ては「自分の知識』 の中で正解を見つけようとすると、 正しくない判断をしてしまう事になりかねません。
もしそうなったら子どもは間違った情報を正す為の不要な時間が必要になります。 それは子どもにとってかなり大きな負担ですよね。
そして今、世の中の考え方が、 大きく変わりつつあります。 AIの発達もそうですし 「自分の知識」 の中での完壁は、時代の完璧ではなくなっているのです。
そして「子供が考える事をしなくなる」です。特に小学校に上がるぐらいになったら、親があれこれ言うよりも自分で考えさせてほしいです。 それこそ 「失敗しながら成功を体験していく」という積み上げが、 今後成長していく子どもたちにとっての財産になります。世の中の急激な変化は、 まだここ10年未満だと思います。 そしてその間の世代が今のゼット世代と言われる子達 (ちょうど会社に入ったり、就職をし始める世代)ですね。
そして彼らは「自分で考える事をしない」「指示されるまで待っている」 「指摘されたらすぐにやめてしまう」と言われています。
小言のやっかいなのは 「良かれと思って」 という部分と「無意識」というところです。
ですがそれが分かっていれば 「意識して」「実はこれってよくない事」 だと認識すればよいです。
「できている事なら言わない」 事。 そして必要であっても 「口にするのではなくゼスチャーで伝える」 (自分の喉が痛い時にどんな風にしますか?)
例えば「口に物を入れて喋る」ようであれば、本人に向かって小言を言うのではなく、自分の口に手を当てるゼスチャーをする。
肘をついて食べるようであれば、ご自分の肘をテーブルに付けて、そこを指さしてください。時間を気にしてほしいのであれば、肩をトントン、と。今までそれを言われていた子は、 ゼスチャーだけで理解すると思います。
それで「アッ」と気づける子ならきっとそれだけで直すでしょうし、言葉にしないので雰囲気が悪くなることもありません。
でもそれを意識するだけで 「できている事」については言わなくなりますし、 体感的にすごく小言が減っていくのではないでしょうか。
つらつらと書きながら、自分に言い聞かせている次第です。
本日もありがとうございました。
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