- TOP
- 東京都
- 世田谷区
- 0歳〜6歳の教育園《ラバント世田谷園・ラバント八雲自由が丘園》
- タイムライン
- 親育(食べることは生きること)
いろいろ
親育(食べることは生きること)
お友だちがお味噌汁をとても美味しそうに食しているのです。お椀を両手でしっかりと持ち、お汁を飲んでいる。
なぜか力強さまで感じられました。
皆様は「はなちゃんのみそ汁」という書籍はご存じですか?映画化にもなった実話です。乳がんを患い余命宣告されたお母さん。子どもを授かることをあきらめていた翌年に、はなさんの妊娠が分かったそうです。
無事出産が終わったものの、がんは再発。入退院を繰り返したと言います。そんな時お母さんは新たな覚悟を決め、はなさんに家事を教え始めたそうです。
「一人でも強く生きていけるように」みそ汁の作り方、包丁の使い方を教えました。
「食べることは生きること」「命が喜ぶ食べ物」
お母さんは一体どんな気持ちだったのでしょうか。
はなさんが5歳の時に天国に旅立ったお母さん。お父さんが酷く落ち込むなか、はなさんは台所に立ちみそ汁を作ったと言います。お母さんが伝えたいことが、ちゃんとはなさんに届いているんだな、と私は感じました。
人は自らの力で困難を乗り越えなければないことがあります。大勢に流されず、強いものにひるまず、自分の頭で考える。
子どもの軸は、親の軸に影響されるのは間違いありません。そして、子育ての正しい教科書は存在しないのです。どういうことかというと、私たちは常に考え・想い・思考をアップデートしていくからです。
子ども達が生きていく中で、親が生きているうちに、できる手伝いはできる限りしてあげたいものです。
本日もありがとうございました。
ラバント保育園
その他のタイムライン
-
いろいろ
観を磨ぐ
「観」とは、見方、考え方の謂である。人生をどう捉えるかが人生観、教育をどう捉え...
-
いろいろ
善意の強制、価値ある強制
個性尊重、児童中心主義、自主性を伸ばす教育、などの美名のもとに、「強制は悪だ」...
-
いろいろ
愛があるから、叱るのだ
「叱るより誉めよ」「叱り方が悪い」「相手を傷つけないように叱れ」などとよく言わ...
-
いろいろ
教育は不易の部分こそが大切
学習指導要領の改訂部分はごく一部だ。それなのに、その変わった部分ばかりが大きく...
-
いろいろ
他者改善は、まず自己改善から
「研究」は、昔も今も学校で盛んに行われている。学校現場で言う「研究」とは、「子...
-
いろいろ
学力の根本は、聞く力
学力の高い子供、伸びる子供は、例外なく「よく聞く」ことのできる子である。教師の...
-
いろいろ
頼まれたら、断らない
多くの人の中から、この人ならやれるだろう、この人ならやってくれるだろうと見込ま...
-
いろいろ
智恩、感恩、謝恩、報恩
「智恩」とは恩を知ること、「感恩」とは恩を感ずることである。それは人として当然...
-
いろいろ
安心、安定、秩序、格差
安心して日々を過ごせることほど幸せなことはない。その安心は安定から生まれる。収...
-
いろいろ
聞き耳アンテナを磨く
子供の言葉の乱れを正し、言葉遣いを教えるには、その時その場で指導することが効果的...