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親育(食べることは生きること)
お友だちがお味噌汁をとても美味しそうに食しているのです。お椀を両手でしっかりと持ち、お汁を飲んでいる。
なぜか力強さまで感じられました。
皆様は「はなちゃんのみそ汁」という書籍はご存じですか?映画化にもなった実話です。乳がんを患い余命宣告されたお母さん。子どもを授かることをあきらめていた翌年に、はなさんの妊娠が分かったそうです。
無事出産が終わったものの、がんは再発。入退院を繰り返したと言います。そんな時お母さんは新たな覚悟を決め、はなさんに家事を教え始めたそうです。
「一人でも強く生きていけるように」みそ汁の作り方、包丁の使い方を教えました。
「食べることは生きること」「命が喜ぶ食べ物」
お母さんは一体どんな気持ちだったのでしょうか。
はなさんが5歳の時に天国に旅立ったお母さん。お父さんが酷く落ち込むなか、はなさんは台所に立ちみそ汁を作ったと言います。お母さんが伝えたいことが、ちゃんとはなさんに届いているんだな、と私は感じました。
人は自らの力で困難を乗り越えなければないことがあります。大勢に流されず、強いものにひるまず、自分の頭で考える。
子どもの軸は、親の軸に影響されるのは間違いありません。そして、子育ての正しい教科書は存在しないのです。どういうことかというと、私たちは常に考え・想い・思考をアップデートしていくからです。
子ども達が生きていく中で、親が生きているうちに、できる手伝いはできる限りしてあげたいものです。
本日もありがとうございました。
ラバント保育園
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