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いろいろ
親育(育ちの個人差)
この質問が来たら私はこう答えます。
はい。同じ人は誰ひとりとしていません。こころの育ちのスピードや道のりは人それぞれ異なります。「○カ月になると□□」のように書いてあると、みんな同じように発達するように思えますが、全体的・平均的な傾向を示しているに過ぎません(もちろんそれ自体にも意味はあります)。 多様であることは、とても重要です。
ここで私が学んできた心理学博士からの文面を引用します。
私たちの個人差は遺伝的要因と環境的要因の相互作用によっていますが、その影響の大きさを調べるために、 100%同じ遺伝子をもつ一卵性双生児と、きょうだいと同じく 50%の遺伝子を共有する二卵性双生児を比較する研究が長らく行われています。 それによると、 あらゆる心理行動の個人差には遺伝的な影響があること、共有環境(家族など) の影響は無視できるほど小さいこと、 個人差をもたらすのは非共有環境(一人ひとりに固有の環境) であることが明らかとなっています。
一卵性双生児は二卵性双生児に比べると、 類似性は高いのですが、 100%ではありません。高いもので80%くらいです。 同じ親から生まれて同じように育てられているのにと思うかもしれませんが、まったく同じように扱われているわけではありません。その違いが私たち一人ひとりの違いをもたらしているのです。
おわかりでしょうか。子どもの心の育ちは社会からの影響が大きいということです。そう考えると保育園の重要性は言うまでもありません。
発表会が終わり残すところはあと卒園式です。
「ラバント保育園とご縁が結べてよかった」と思っていただけるような保育を子ども達・保護者様に届けていきたいと思います。
本日もありがとうございました。
ラバント保育園
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