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親育(性教育について)
以前プライベートゾーン(水着ゾーン)について配信させていただきました。家庭の中でどのように伝えていくのが良いかという点で私も考えておりましたが、まずは教育機関の中で実践的に行われた情報を共有しようと思います。
・“からだっていいな” ・性器の名前、 排泄の仕方、 性器の洗い方 ・“プライベートパーツ”“うれしいタッチ、いやなタッチ”
○展開
・ねらい
①自分のからだはいろいろな動きができること、からだには様々な感覚があることがわかる
②自分のからだを触ったときの感覚をことばにすることができる
内容 : 誰かの赤ちゃんの頃の写真を見て、できるようになったことなど交流 。自分のからだにさわってみよう 。どんな感じがするかな?
絵本『からだっていいな』(山本直英・片山健 作)読み聞かせ → 感想
・ねらい
①男の子と女の子の性器の名前がわかる。
②性器の形が違うので、おしっこのしかたが違うことがわかる。
③からだを清潔にすることが大切であることがわかり、性器の洗い方がわかる。
④いつもパンツをはくのはプライベートパーツを守るためであることがわかる
⑤服やパンツを脱ぐのはどういう時かがわかる ・内容 水着に着替えるとき、どこで着替える? 女の子と男の子が別々に着替えるのはなぜ? 赤ちゃん人形 2 体を見て、男の子か女の子か考える 。男の子と女の子は性器が違うことを確かめる 男の子と女の子の性器の名前は?「男の子の性器」「女の子の性器」 いつもパンツをはいているのはなぜ? 服やパンツを脱ぐのはどういうとき?
・ねらい
①誰かとからだをふれあうときには、「うれしいタッチ」と「いやなタッチ」が あることがわかる。
②からだの中には“プライベートパーツ”があることを知り、性器・排泄器、お しり・肛門、胸、口などだけでなく、からだ全体が自分だけのものであり、他 の人が「いやなタッチ」をしようとした時には、「いやだ!」「やめて!」と言 っていいことがわかる、
・内容 先生と握手してもいい人? 握手してみてどんな感じ? おんぶ、だっこしてもらってどんな感じだった? 見たり見られたり、触ったり触られたりしていやだったことある? 自分のからだは自分だけのもの、特に水着で隠れる場所と胸、口(プライベート パーツ)は、「いいよ」と言わないのにかってにさわったり、見せるよう言われ たり、さわらせられたり、見せられたりすることはないよ。。 むりやりいやなことをされそうに なったら「いや!」「やめて!」と言おう。 プライベートパーツは、自分だけが見たり触ったりしていいところだよ。
「からだのはなし」を行って~この授業を受けて保護者の感想~
①日常生活の中で、着替え場所などプライバシーが守られることが当たり前であるこ とがわかるようになった
②性器の名前を言うことができるようになり、他のからだの部位と同様に、大切の場所であることがわかるようになった
③自分のからだは自分だけのものであり、自分のからだをどうするかを決めるのは自分だけであることがわかるようになった
④自分以外の人のからだについて、相手の気持ちを大切にしなければいけないことが わかるようになった
⑤人と人とがふれあうことは心地いいことであることがわかり、一方で時と場所、相手によっては心地よくないふれあいもあることがわかり、イヤなことにはイヤと言 っていいこと、言えなくても自分が悪いわけではないことがわかるようになった。
⑥性被害につながるような触れ方をされたとき、あるいは何か変だと感じるような触られ方をされたときには、イヤと言うこととともに、安心して話すことができる大人に伝えることが大切であることがわかるようになった
いかがでしょうか。
子どもが学んだ後に保護者様にも共有し、一緒に考えていくことは非常に大切だと感じます。
子どもたちに育みたいこととしては、子どもたちが「からだの権利」として学び、 ふれあうことの心地よさを感じることができること。
嫌だ、何か変だ、気持ち悪い、という感覚を大切に → ダメなタッチ 、日常の保育、生活の中で、自分が感じたことを安心して伝えることができるという 関係、環境をつくることが大事です。
性教育は“科学”“人権”“自立”“共生”をキーワードに「包括的セクシュアリテ ィ教育」として位置づける教育はもはや当たり前になってきています。しかし、児童虐待・性被害に対する耳を疑うニュースが出る以上、今から子ども達に学んでもらわなければいけない教育と言わざる終えません。
本日もありがとうございました。
ラバント保育園
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