- TOP
- 東京都
- 世田谷区
- 0歳〜6歳の教育園《ラバント世田谷園・ラバント八雲自由が丘園》
- タイムライン
- 親育(やさしく生きるヒント)
いろいろ
親育(やさしく生きるヒント)
皆さんは「ムーミン」のお話を知っていますか?
フィンランド生まれのキャラクター「ムーミン」フィンランドでは国の政策 教育理念、手仕事、人々の 価値観。というワード、個性を大切にしています。
「ムーミン」に登場する仲間たちは、誰もが個性的ですが、フィンランドの人たちは、日々の暮らしの中でも個性を尊重している様子がうかがえるというのです。
政策決定の際に子どもたちの声も反映することを定めています。そのため自治体によっては就学前の子どもたちにも自分の気持ちや考えを言葉にしたり、喧嘩でなく話し合いで理解し合うスキルを、人と関わることで自分が何者であるか自覚的になる対話の練習などをしているのだそうです。
就学前の子どもたちへの取り組みは、子どもたちを物わかりの良い大人のような子にしてしまわないのかな、と少し不安にもなると言われる方もいますが、言葉や絵などを用いて自分の感情を自覚的に表現できると、自分を抑え込む必要も自分の感情が手に負えなくなることもなくなる、そうして他者と関わり合うことで、より多くの考え方や見方を学び合えると専門家たちは言います。
ムーミンやしきでは、それぞれのやり方で愛情を向けます。そっとしておく、心を寄せる、美味しいもの、足りないことを告げる、言葉を共感する、お友だちと仲良くするようにと言われながら育つそうです。でも怒ること、きちんと表に出せることも大事なんだよ。とそんな話もするのだとか。
聞き分けの良い子どもになるのでなく、自分の気持ちに耳を傾けよう。自分の感情を表現できるように、私は私であるために、自分の中にあるさまざまな感情は蓋をするのでなく、感情に自覚的になろう。
トーベ・ヤンソンのお話
ムーミンの作者トーベヤンソンは、子どもの頃に関わったことのある人たちは、「トーベが子ども扱いせず。人として対等にしてくれた」と口を揃えていうそうです。
彼女は生涯独身だったようですが、周りに愛された女性であることは言うまでもありませんね。
子育ても人間関係も多少の躓きはあれど、周りのぬくもりを感じられたら一日を幸せにすごせますね。
今日も笑顔でお子様のお迎えにいらしてください。
本日もありがとうございました。
その他のタイムライン
-
いろいろ
小さな事を大切に
「一事が万事」という諺がある。「一つのことを見れば、他の大方のことが推測できる」...
-
いろいろ
一日の計は朝にあり
「一年の計は元旦にあり」「一日の計は朝にあり」は、共に広く知られている諺である。...
-
いろいろ
生活習慣
「習慣」とは、習ったことを長い間貫き通し、繰り返し行ううちにそうすることが決まり...
-
近況
テレビ朝日で放送されました
5月24日(日)のサンデーステーション 5月25日(月)のグッドモーニング ...
-
いろいろ
古典に学ぶ
『実語教』というのは、平安後期に起源を持つ子供向けの道徳教科書である。江戸時代...
-
いろいろ
一言添ええる温かみ
電話をかけると、親しい間柄であれば大抵の場合「お世話様になります」という言葉が添...
-
いろいろ
幸せは、感謝の中にしかない。
人は誰でも幸せを求めて生きる。幸せは万人の願いであり、望みであり、例外はない。不...
-
いろいろ
言葉は最高、最上の文化
大自然の持つ力には、人智の粋を集めても到底太刀打ちできない。それほど強大、巨大な...
-
いろいろ
「敬語」は、日本独特の言語文化
日本人は、昔から「敬語」を用いて相手を敬う心を育ててきた。相手と自分との関係、立...
-
いろいろ
返事は相手の為にするもの
返事をするのは本人である。だから、元気よく返事をするのも、大きく言うのも小さく言...