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親育(やさしく生きるヒント)
皆さんは「ムーミン」のお話を知っていますか?
フィンランド生まれのキャラクター「ムーミン」フィンランドでは国の政策 教育理念、手仕事、人々の 価値観。というワード、個性を大切にしています。
「ムーミン」に登場する仲間たちは、誰もが個性的ですが、フィンランドの人たちは、日々の暮らしの中でも個性を尊重している様子がうかがえるというのです。
政策決定の際に子どもたちの声も反映することを定めています。そのため自治体によっては就学前の子どもたちにも自分の気持ちや考えを言葉にしたり、喧嘩でなく話し合いで理解し合うスキルを、人と関わることで自分が何者であるか自覚的になる対話の練習などをしているのだそうです。
就学前の子どもたちへの取り組みは、子どもたちを物わかりの良い大人のような子にしてしまわないのかな、と少し不安にもなると言われる方もいますが、言葉や絵などを用いて自分の感情を自覚的に表現できると、自分を抑え込む必要も自分の感情が手に負えなくなることもなくなる、そうして他者と関わり合うことで、より多くの考え方や見方を学び合えると専門家たちは言います。
ムーミンやしきでは、それぞれのやり方で愛情を向けます。そっとしておく、心を寄せる、美味しいもの、足りないことを告げる、言葉を共感する、お友だちと仲良くするようにと言われながら育つそうです。でも怒ること、きちんと表に出せることも大事なんだよ。とそんな話もするのだとか。
聞き分けの良い子どもになるのでなく、自分の気持ちに耳を傾けよう。自分の感情を表現できるように、私は私であるために、自分の中にあるさまざまな感情は蓋をするのでなく、感情に自覚的になろう。
トーベ・ヤンソンのお話
ムーミンの作者トーベヤンソンは、子どもの頃に関わったことのある人たちは、「トーベが子ども扱いせず。人として対等にしてくれた」と口を揃えていうそうです。
彼女は生涯独身だったようですが、周りに愛された女性であることは言うまでもありませんね。
子育ても人間関係も多少の躓きはあれど、周りのぬくもりを感じられたら一日を幸せにすごせますね。
今日も笑顔でお子様のお迎えにいらしてください。
本日もありがとうございました。
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