- TOP
- 東京都
- 世田谷区
- 0歳〜6歳の教育園《ラバント世田谷園・ラバント八雲自由が丘園》
- タイムライン
- 親育(音楽活動の意味
いろいろ
親育(音楽活動の意味
みんなと気持ちをひとつにして、声を出すことの楽しさを知り、意味はわからなくとも、なんとなく心に響く情感を味わう共感と共鳴こそが、音楽活動の本意です。
始めはここからがスタートなのです。年齢を重ねてくると歌詞の意味がわかり、より感情をこめて歌うことができます。
といえば、字面の意味にとらわれることなく作品を味わえることは、乳幼児期の特権ではないでしょうか。
また、これは脳の発達原理から明らかですが、子どもは大人が思うほど、文語調の文字や漢字をむずかしいとは感じていないと言われています。つまり、子どもと大人のものごとの捉えかたは根本的に違うということを、しっかりと理解する必要があります。
大人は、言語の意味や体系をすでに会得しています。 画数の少ない文字は平易で、画数の多い文字は難解である、具体的なこ言葉ほど簡単で、抽象的なこ言葉はむずかしいというように、見た目の複雑さや意味などによって、序列をつけて分類しています。
外国語など、新しいことばを覚えるとき、私たちはこの体系や習慣が身についてしまっているため、苦労をするのですね。
ですが、生まれたばかりの赤ちゃんはどうでしょう。お母さんの呼びかけることばに序列をつけて覚えていく赤ちゃんはいません。ひたすらに周囲から注がれる音声を吸収していくのが赤ちゃんの脳です。
文語はむずかしいという感覚は、大人にとってはあるいはそうかもしれませんが、子どもたちは意味や体系を考えながら、ことばを覚えるわけではありません。感覚的に、直感に吸収する点では、何もむずか しくないのです。
逆に考えると「難しいかも」と心配になっている大人を見て、子どものやる気を削がないようにしていきたいと考えます。
1週間が早いですね。皆様いつもお疲れさまです。ありがとうございました。
ラバント保育園
その他のタイムライン
-
いろいろ
親育(利き手について)
利き手のお話です。 もし「利き手についてご質問があったとしたら私は、 字だけは...
-
いろいろ
親育(育ちの個人差)
心の育ちに個人差はつきものだと思いますか? この質問が来たら私はこう答えます。...
-
いろいろ
親育(今を大切に)
お母様の連絡帳で「寝言までもが発表会のセリフ」という方が何人もいらっしゃいました...
-
いろいろ
親育(イメージ力)
子どもと将来の夢の話をされていますか? 年長になるとイメージが湧き始め自分から...
-
いろいろ
親育(育児をする皆様へ)
育児をする親であれば、子どもに対しての苛立ち、不安、疲れを感じることがあるでしょ...
-
いろいろ
親育(食べることは生きること)
八雲園の給食の様子を見て思い出したことがあります。 お友だちがお味噌汁をとても...
-
いろいろ
親育(バイアス)
「バイアス」 っという言葉を聞いたことがあると思います。ただ「聞いたことはあるけ...
-
いろいろ
親育(話すのが苦手な子ども)
積極的・消極的子どもの性格を分けるのは良くありませんが、親として気になるところか...
-
いろいろ
親育(コミュニケーション)
コミュケーションがなぜ必要なのかを考えみると、自分のためではないかと思うのです。...
-
いろいろ
親育(笑顔の効果)
「笑顔の効果」のお話。 とある調査を目にしました。それは子どもは1日に400階...