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子どもの表現力を引き出す絵画

更新日:2018.8.23|2(2週間) / 139(累計)

子どもの表現力を引き出す絵画
ラバントでは、「絵画」の活動を取り入れています。
活動としてはどこの園でもあるような活動ですが、空想画と観察画に取り組んでいます。
【0〜2歳児クラス】
クレヨンで自由に描いたり、写真・映像を見て先生の補助を受けながら一緒に描いたりしています。
この月齢の空想画では、自分で想像したものを形にするというより、思い通りに描くというのを楽しんでもらうために、取り入れています。

絵を描いているうちに、自分のお気に入りの色を見つけられるようになったり、クレヨンの感覚を覚えたり、します。
また、「これは、赤。これは、青。」とクレヨンを指差しながら教えることで、色を知るきっかけにもなります。そして、発語が増えるきっかけにもなります。

【3〜5歳児クラス】
バチック(はじき絵)に取り組んでいます。
未満時クラスで行ってきた絵画の活動が、活きてきます。
観察画では、実物や写真を観察しながら先生が特徴だけを伝え、描いていきます。
そこでは色の指定はしません。
観察画と言えども、子ども達の感性や表現力を尊重し子ども達が感じたままの色を選んでもらいます。
絵の具を初めて使った時には、クレヨンとは違う感触を感じるでしょう。

絵の具を使う際には、まず初めに道具の使い方や筆の整え方、お片付けの仕方を学びます。
自分の道具は自分で管理し、物を大切にするという心も身につけてもらいたいので、子ども達には一人ひとつずつ自分の絵の具セットを購入してもらっています。

子ども達は自分の感性を絵で表現していきます。
自分を表現する手段は、言葉だけではありません。
子ども達の絵は、内発的なものが映し出されるとも言われており、成長によって描く絵が変わっていきます。子ども達の心の形とも表現されます。

始めは、控えめに筆を動かしていた子どもも、「紙いっぱいに描いていいですよ」という先生の一言で、大胆に筆を動かしてダイナミックに表現するようになります。
自分を表現する、というきっかけを与えてあげるためには、子ども達一人ひとりの普段の様子をよく観察し、反応を見逃さないことが必要だと感じます。

ラバントで「絵画」の活動を通して、子ども達の魅力をさらに引き出していきませんか?
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