- TOP
- 東京都
- 世田谷区
- 0歳〜6歳の教育園《ラバント世田谷園・ラバント八雲自由が丘園》
- タイムライン
- 「考える力(what Why How)」
いろいろ
「考える力(what Why How)」
保育に携わっていると、自分で考えて行動したり、発言できず、戸惑っていたり、言いたいことが言えずに、その場で立ちすくんで固まっている子どもに出会う瞬間が多々あります。
しかし、いつまでも周りの大人や親が側にいて見守るわけにはいきません。
より良い人生を生きて行くためには「自分で考えて行動する力」が必要です。
「考える力」とは何でしょうか?
「自分の知っていることや、できることをどう使うか」という意味合いです。
自分でできることを「インプット」した後、いかに外に向けて「アウトプット」するかを「自分で考えて行動する力」のことを指します。
通常の教育では「これは何?」「どこ?」「いつ?」「どっち?」が多く、このようなインプットばかりのアプローチでは「考える」という状態にはなりにくいのです。
そこで下記の3つのアプローチを使うと自然に「考える」という状態を作りやすくなります。
1.自分の言葉で語ること(what)
「この話しを自分の言葉で要約するとどうなる?」
「つまり、これはどういうこと?」と聞き自分の言葉で語る練習をします。
すると、頭を使い「考える」という力が身についていきます。
当園では、職員の質問力を高めて、絵本をただ読むのではなく「作者はどのような気持ちでこの絵本を描いたと思う?」など心情を子ども達に考えさせています。
2.疑問に思うこと(why)
「なぜ?」と問いを投げかけると人は考えます。
例えば「あなたの好きな食べ物は何ですか?」と聞かれると「ぶどう」ですと考えなくても直感で答えられます。
このときには頭を使っていません。
しかし、「なぜぶどうが好きなのですか?」と聞かれると「あれどうしてだったかな?」と頭を使って考え始めます。
これが「考える」という作業ですね。
3.手段や方法を思いつくこと(How)
「どうしたら良いと思いますか?」
「どのように感じましたか?」と質問をしてみます。
ポイントは、考えないと答えがでてこない内容です。
例えば「先生の話しを聞いてどのように感じた?」等です。
この質問は少し難しいように感じるかもしれませんが、訓練していけば必ず答えられるようになります。
当園では帰りの会の時間に、先生と1日の園生活を振り返り自分の考えを述べる時間をつくっています。
この3つのアプローチは、勉強での「応用力」のみならず、実は社会人となって求められる重要な要素なのです。
「考える」という作業を辞めてしまったら学びの機会が減っていきます。
「考える」作業をするからこそ、学びが深められているのです。
幼児期にこの「考える」機会をたくさん作ってあげましょう。
我々、職員のキャッチフレーズは「考える職員集団」です。
保育のキャリアは、保育をした子どもの人数ではなくいかに学びを繰り返したかという点が、職員の質に繋がると考えています。
子どもも大人も「考える人」を育てているのがラバントプレスクールです。
<入園説明会のご案内>
1月27日に、新年度保護者会を開催し、保護者指導が始まります。
よって、12月の入園説明会をもちまして集団説明会を終了させていただきます。
12月15日(土)10:00〜11:00
残り2席
入園説明会を開催いたします。
入園をご検討の方は、説明会に必ず参加していただきますようお願い致します。
お席の確保は、先着順とさせていただきます。
申し込み方法
保護者様氏名
お子様氏名
ご年齢
入園希望日
お問い合わせフォームより4項目を必ず入力してお申し込みください。
TEL : 0353557074
保育中により繋がらない場合はこちら
TEL : 08079551265
MAIL : info@lovant.net
ラバントプレスクールFacebook
その他のタイムライン
-
いろいろ
返事 返事は、相手に返す大切な言葉です
1.呼ばれたらすぐに、「はいっ。」 「私はここにいますよ」と伝えましょう。呼ん...
-
いろいろ
素直さの正体
1 お願いは、「済みませんが・・・」と言ってから。 相手の都合を伺う事が大切...
-
いろいろ
行く先と帰宅時刻を伝える大切さ
1 出掛ける時には、「行って参ります。」 行き先と帰宅時刻を伝え、門限を守り...
-
いろいろ
食事の挨拶、五つの感謝
①会釈をしながら、「戴きます。」 口を開いて、はっきり言います。 ②笑...
-
いろいろ
本来の意味を知って本物の挨拶を
①朝は天気に、 「おはようございます。」 この一言で、元気が出ます。 ...
-
いろいろ
挨拶
挨拶の本義は相手の心に近づくこと 1, 挨拶は、仲良しになる第一歩。 ...
-
いろいろ
教育の成立条件は、信、敬、慕の三つ
「信」は「信頼」、子供と親に信頼されなければ教育はできない。 「敬」は「尊...
-
いろいろ
言葉遣いは、心遣い
誰に対して、どんな言葉を、どのように使うかという言葉の使い方が「言葉遣い」であ...
-
いろいろ
指導とは、ちょっとの無理をさせ続けること
「ちょっとの無理」とは、現状の、その少し上、少し先を目指した努力である。少しと...
-
いろいろ
幸せの正体は、人から大事にされること、人を大事にできること
貧しくても、病気になっても、多くの人から大事にされる人は幸せだ。人から大事にさ...