- TOP
- 東京都
- 世田谷区
- 0歳〜6歳の教育園《ラバント世田谷園・ラバント八雲自由が丘園》
- タイムライン
- 半袖・半ズボンで外遊びをしています!薄着の効果とは?
いろいろ
半袖・半ズボンで外遊びをしています!薄着の効果とは?
もともと人間は「暑さ」や「寒さ」に対して対応できる力を持っています。
子供の頃からの「暑い」「寒い」を肌で感じることで、この対応力が高まっていくといわれています。
そのため、冬場でもある程度の寒さを感じるようにしておくことが、健康的な体づくりには大切なのです。
当園でも、寒いからと言い厚着で過ごすことはおすすめしていません。
薄着によってもたらす効果は以下のことです。
◆体温調節機能が育つ
そもそも子供は大人よりも体温が高いため、そこまで服を着込む必要がありません。
むしろ、あまり服を着込み過ぎると、汗をかきすぎてしまい風邪をひいてしまったり、体の体温調節機能を養うことができなくなってしまいます。
普段はできるだけ薄着で、外気温の変化に対応できるような体を作っていく必要があります。
また、屋内でも冷暖房に頼らず、冬場の時期なら体を動かして温かくすることで、体温調節機能が養われます。
◆自律神経が強化される
自律神経は生命活動を維持するために必要な神経で、眠っているときの呼吸や心臓の動き、暑いと汗を掻くなどの体温調節をコントロールしています。
自律神経の機能に支障をきたすと、子供も大人と同様に、貧血、頭痛、冷え性、低体温、下痢や便秘などの体調不良が起こりやすくなります。
薄着で過ごすことにより、皮膚は暑さや寒さを敏感に感じやすくなります。
血管の収縮・拡張を繰り返し、体の体温調節機能が養われると、自律神経のバランスが発達していきます。
逆に言えば、普段から厚着をしていると、皮膚の感覚が鈍くなり、本来なら寒いときに体を温めようと働いてくれる自律神経の働きも鈍くなってしまうのです。
◆動きやすい
大人もそうですが、子供は特に動きにくいことを嫌がります。
寒さ対策のために厚着をするのも一つの方法ですが、薄着を心がけて動きやすい服装にして、たくさん運動させてあげることも寒さ対策になります。
子供は大人よりも基礎代謝が大きいため、少しの運動でも体が温まりやすいです。
自分自身で動いて温まる、ということを教えています。
薄着だとこういった効果があります。
しかし、薄着でも肌着はきちんと着せことも同時に伝えていっています。
肌着を着ないと必要な体温が逃げてしまい、冷えを感じてしまうのです。
肌着を着てお腹や背中を覆い、しっかり体を保温することはとても大切です。
近年、自律神経の乱れから、体調不良を感じる子供が増加しているといわれています。
子供の自律神経は未発達段階なので、「薄着」を取り入れ、強い体作りを目指すよう取り組んでいます。
また、冬はつい室内にこもりがちになってしまいますが、当園では毎日10分先の公園まで歩きます。
公園に到着するとウォーミングアップをふまえ、マラソンを行っています。
しっかりと体を動かすことで体の体温調整機能も養われ、自律神経の発達を促しています。
その他のタイムライン
-
いろいろ
孝は百孝の本
教育学者 石井勲博士の言葉に「厳父と慈母が親の真の姿」とあり、厳しい父と優しい...
-
いろいろ
お年寄りは家の宝
お爺さんやお婆さんは、長い人生経験の中で生きてきた知恵を蓄えている。お年寄りか...
-
いろいろ
家族合っての自分 家族は常に味方である
家族を大切にすることは、自分を大切にすることでもある。父親、母親、兄弟、姉妹、...
-
いろいろ
父母の恩は山よりも高く海よりも深し
「銀も金も玉も何せむに まされる宝 子に如かめやも」という山上憶良の歌にもある...
-
いろいろ
家族
家族は、最高の宝です。 人間は、一人では生きられません。 みんなで力を合わ...
-
いろいろ
父母の大恩
中江藤樹は、江戸時代に近江国(現滋賀県)に生まれ、幼時から学徳群を抜き、長じて...
-
いろいろ
不作法な箸使い
食事は人間が健康に生活していく為に不可欠であり大切な行為である。大人も子供も、若...
-
いろいろ
お箸を正しく、上手に使う
「お箸は、大切な日本の文化です。」とある。お箸は日本の食事には欠かすことができ...
-
いろいろ
栄養バランスの基礎知識
「栄養三食」という言葉は、この際是非とも覚えたい。食事は、様々な料理を口に運び...
-
いろいろ
軽食のしつけ
軽い食事と言う意味の軽食は、日本ではおやつ、外国ではスナックなどと呼ばれている...