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誕生から始まる教育

更新日:2018.12.15|1(2週間) / 117(累計)

誕生から始まる教育
さる貴婦人が、3歳になった娘を伴ってソクラテスを訪ねた由。

「教育は幾つから始めたらよいか」と問うt「すでに三年遅すぎた」と賢哲は答えたそうである。
教育は、誕生とともに始めるべきだとの教訓である。

ドイツの哲学者・教育者であるカントの言葉に「人は人によって人になる」
というものがある。
ここには「人」が三回でてくるが、最初の人は「ヒト」にあたる。

動物の分類上の位置であり、全てはまずヒトとして誕生する。

終わりの「人」は「人間」を意味する。

人の間、つまり社会生活ができる人間という意味だが、カントは、ヒトからいきなり人間にはなれないと言うのである。

つまり「人によって」初めて人間になれるというのだ。

この真中の「人」は「教育」を指していると考えるの妥当であろう。

「ヒトは教育によって初めて社会的人間となれるのだ」とカントは言うのである。
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