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トイレトレーニングはいつ始めたらいいの?
発達には個人差があるので、子どもの心や身体が「トイレに行く」ための準備ができているのか、正確に観察する必要があります。
大切なのは、子どもに合わせた開始時期を決めてあげることです。
トイレに行くことを嫌がっているのに無理矢理行かせても、トイレで排泄することに対しての恐怖心が強くなるだけです。
トイレトレーニングを始める具体的な目安は次の通りです。
① トイレまで自分で歩いて行ける
② 便座やおまるにしっかりした姿勢で座っていられる
③ 大人の問いかけに「はい」「イヤ」など簡単な言葉で答えられる
④ おしっこの間隔が2時間以上空く(おむつを替えてから、濡れているかをこまめにチェックすると分かります。)
⑤ 「ちょうだい」「やって」など、自分の気持ちを伝えることができる
⑥ 大人の真似ができる
これらがすべてできるようになっている必要はありませんが、①~④ができるようになっていると、トイレトレーニングがスムーズに進みます。
乳児期の発達の目安では、1歳7~8か月以降に、簡単な問いかけに『はい(うん)』『イヤ』といった言葉で応じることができるようになり、運動能力もその頃から次第に発達していきます。
では、どのような手順で行えばよいのでしょうか?
【トイレに座ってみる】
おしっこの間隔が長くなり、おむつにおしっこをしていない時を見計らって、トイレに促します。おしっこが出なくても構いません。まずは、「トイレに座る」ことを習慣づけます。
【トイレに行くことを楽しむ】
トイレは怖いところではなく、楽しいところだということを伝えてあげましょう。子どもの好きなキャラクターなどを置いてみるのもいいと思います。
【トイレでおしっこできたことを褒める】
トイレに座っておしっこができたことは、とてもすごいことです。
おもいきり褒めてあげましょう。子どもに「トイレでおしっこができたことはかっこいい」ということを伝えてあげてください。子どもはそれが自信になり、やる気を持ち始めます。
【トレーニングパンツに移行する】
トイレでおしっこができる回数が多くなり、おむつにおしっこをしなくなると、トレーニングパンツへの移行時期です。始めのうちは、失敗してしまうでしょう。
しかし、そこで子どものやる気を損なわないよう励まし、トイレでおしっこができることやパンツが濡れていないことがかっこいいことを、伝えてあげてください。
ぜひ、子どもとの関係が安定している時期に行ってください。
トイレトレーニングは、一進一退の場合が多いのでお母様・お父様がじっくり取り組める時を選ぶようにしましょう。
ラバントでは、トイレトレーニングの指導も行います。保育士と一緒に、子どものトイレの成功をサポートしましょう。
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