- TOP
- 東京都
- 世田谷区
- 0歳〜6歳の教育園《ラバント世田谷園・ラバント八雲自由が丘園》
- タイムライン
- 子育てに正解はない
いろいろ
子育てに正解はない
しかし、実際の子育ての実情は上手くいくものではない。
そうしたいけど、できない育児の理想と現実の狭間で悩んでいるお母様、お父様は大勢いるのではないですか?
そこで今回は育児に「正解」はない。
つまり「不正解」もないということに
焦点を当てたいと思います。
子育てあるいは教育とは、「将来こうなるから先手を打つ」というようなものではなく、どんな世の中になったとしても生きていける人間を育てることである。それ以上でもそれ以下でもないのです。
アフリカの砂漠に生まれた子どもにも、アラスカの氷原に育つ子どもにも、アマゾンの密林に暮らす子どもにも、「生きる力」が備わっています。
どんな状況にあっても環境に適応し、生き抜く強かさがあったからこそ、人間という種はこれ程までに繁栄できた。
世知辛いコンクリートジャングルに生まれ落ちた子どもにも同様の力が必ずある。
それを引き出すのが大人の役目なのです
その為に必要なのは、あれこれ「与える」ことではなく、できるだけ「待つ」こと。
子どもの主体性を尊重することが理想です。
しかし、トラックが行き交う道路に向かって走り出す子どもには即座に制止させなければならない。
公共の場において人に迷惑をかけるような行為は慎むように教えなければならない。
理想と現実は違う。
親はそのバランスに悩むのではないですか?
理想と現実の狭間でただ気をもみ続ける。
それが親の役割なのだ。
昨日うまくいったことが今日は通用しないかもしれない。
その逆もあるだろう。
たとえば食事中に子どもが箸を落としてしまったとします。
その箸を拾ってあげるのか、自分で拾わせるだろうか。
それには「正解」はありません。
しつけ上、どちらも正しいのです。
子ども自身に拾わせる親は、自分でしたことはは自分でけじめをつけるという大原則を教えることになる。
一方、箸を拾ってあげる親は「親切」のお手本を示していることになる。
他人が落としたものであったとしても知らないふりをしないで拾ってあげるという優しさや心の余裕を、子どもは学び取るだろう。
拾わせるのか、拾うのか。親として子どもに何を伝えたいかという選択だ。
状況によって使い分ければいいのです。
夫婦で子育てしていると、パートナーの子供への接し方を優しすぎるとか厳しすぎるとか感じることもあるだろう。
たとえば落書きに対して叱るのか、それとも諭すのか、夫婦といえども価値観や判断基準は異なるものです。
「夫婦の判断基準を統一しないと子供が混乱する」と育児書には書かれているが、夫婦といえども2人の価値観を完全に統一することは難しい。
世の中は正解のない問題ばかり。
それなのに、両親が何に対しても統一見解をもっていたら、それが世の中の正解だと子どもは勘違いしてしまうだろう。
両親の価値観にズレがあってこそ、初めて世の中が立体的に見えてくる。
そのズレの狭間で混乱を何度も乗り越える経験を経てこそ、子どもは自分なりの状況判断力を身につけるのだ。
人の考え方はそれぞれ違うことを実感してこそ、多様性を受け入れる柔軟さを身につけるのだ。
夫婦の価値観に幅があればこそ、その幅の中で子どもの個性が育まれ、折れない心を育むことができます。
要するに、子育てに「正解」などない。
「正解」がないということは「不正解」もないということ。
親の意図とはほとんど関係のないところで、子どもは育っていくのである。
子どもは親の思った通りには育たないものです。
子どもが育つ上で、もちろん親の影響力は絶大です。
結局、親がすべき一番大切なことは、子どもの中に必ずある「生きる力」を信じて見守ることであるという最初の話に戻る。
親のその姿勢が、子どもの力を最大限に引き出す最高の励ましであると考えます。
当園のカリキュラムにご興味のある方は
1月以降個別の面談になりますので
ご都合の良い日をお知らせ下さい。
保護者様氏名
お子様氏名
ご年齢
入園希望日
お問い合わせフォームより4項目を必ず入力してお申し込みください。
TEL : 0353557074
保育中により繋がらない場合はこちら
TEL : 08079551265
MAIL : info@lovant.net
ラバントプレスクールFacebook
その他のタイムライン
-
いろいろ
ラバントが目指す職員像
近年、教育分野では「非認知能力」の育成に関心が集まっています。 子どもがより良...
-
いろいろ
子どもは大人の親である
ある朝。 新入園児のお友だちがお母様と離れる際自ら手を振り、「行って参ります」...
-
いろいろ
日本の美しい言葉と作法
当園の保育理念の一つに日本人のアイデンティティを育むとあります。 グローバ...
-
いろいろ
長期休暇にちょっとした工夫で子どもとの向き合い方が変わる?
「イヤイヤ期」=子どもの力を伸ばすチャンス 「イヤイヤ期」とは何かご存知で...
-
いろいろ
保育サービスではなく、子ども達の保育園として
昨今、保育園のあり方が多様化して 「保育サービス」と呼ばれるようになりました。...
-
いろいろ
心のあり方を学ぶ幼児期
生活習慣の定着はもちろん 子どもの心を育む大事な時期です。 優しさ 思...
-
いろいろ
0、1歳児の園での過ごし方
荷物(オムツセット・スタイ・タオル・ミルク・哺乳瓶・お着替え等)は入園時に搬入し...
-
いろいろ
基本的信頼感とは?
【基本的信頼感】 子どもを育てていくうえで一番大切なのは子どもの心に 「...
-
いろいろ
集中力を鍛えるために
≪集中力を鍛えるために≫ 子どもが集中できていないと何で 集中できないの...
-
いろいろ
手を繋ぐという学び
安全に預かる ことと 子どもの経験と機会を奪う ことの違いとは? 当...