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保育園とは?保育園を"選ぶ"という大人の視点
もちろん家族旅行やイベントも、家族どうしの幸福を感じる時でしょう。
それ相応の出費も必要となりますが、どの写真もみんな幸せそうに笑ってはいませんか?
そんな楽しい時間も大切です。
しかしながら、忘れてはならないのは
「子どもが育つよろこび」とは
お金の多寡とは別に、人間社会の大事な公正性に基づいていなくてはならないということです。
本当の教育はお金では意のままになりません。
家族とは私的な共同体です。
何事も親の価値観が勝りますから、当然わが子への信頼や愛情も濃密となります。
一方それだけでは、子どもは人間として育ちません。
保育園という公的な共同体の中でもまれながら、社会への共感や信頼を育まなくてはなりません。
子どもは、そういう私的な世界と公的な世界を行き交いながら、成長していくものだと思います。
公正性とは「みんなにとって正しいこと」です。
これは親が勝手に決めることはできませんし、保育園の理念や園のルール、この公正性はやがて集団生活のルールとなり、目標となります。
どこにも依怙贔屓(えこひいき)やわがままはありません。
誰かが幸福であるが、誰かが不幸であってはならないのです。
それが教育の目指す、本当の幸福のありようだと思います。
家庭の子から社会の子へと歩み出す日。それが、入園です。
見た目は小さな一歩かもしれませんが、子どもにとって生涯最大の一歩であると思います。
親の成熟への願いを込めて
ラバントプレスクール
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