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返事は相手に為にするもの

更新日:2019.6.27|1(2週間) / 114(累計)

返事は相手に為にするもの
 返事をするのは本人である。
だから、元気よく返事をするのも、大きく言うのも小さく言うのも、それは本人の自由だ、と考えがちである。
 だが、それは違う。返事は「相手の為にするものだ」という大事な「目的」を忘れているからだ。返事というものは、正に「相手の為に」こそ存在するものなのだ。

 どんな返事をしたら相手に好感を持たれるか。
どんな返事の仕方が相手を不快にするのか。そういう相手への心配り、心遣いが前提になって初めて返事の仕方、返事の方法が決まってくる。
明るい返事と暗い返事、温かい返事と冷たい返事、優しい返事と恐い返事、丁寧な返事と乱暴な返事というように、返事一つにも色々な表情がある。
 返事一つで、相手を安心させもし、不安にもする。返事一つで、相手に好感を与え、不快感を与える。返事一つにもその人なりの人柄が表れる。
普段の返事にも、相手を思いやる心遣いが欲しい。

 大きく呼ばれたら大きく、小さく呼ばれたら小さく答える、というのは、相手の心に寄り添った返事をしようということだ。相手の心を明るくするのが良い返事なのである。
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