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いろいろ

長期休暇にちょっとした工夫で子どもとの向き合い方が変わる?

更新日:2019.4.27|2(2週間) / 113(累計)

「イヤイヤ期」=子どもの力を伸ばすチャンス

「イヤイヤ期」とは何かご存知ですか?
理解しておくことで、いざお子さんが
本番を迎えたときにきっと役立ちます。

「イヤイヤ期」とは、成長の過程で子供に自我が芽生え、なんでも自分でやりたくなる時期のことです。
今までは大人から情報を受け取るだけだったのが、この時期になると、「これがしたい」という自己主張を始めます。
大人から与えられるものと自分の主張にズレが生じることで起こる感情です。
まだ、うまく言葉を話せない小さな子どもの自己主張を汲み取るのは難しいですが、子どもの成長には「不可欠な過程」と考えることで少し気持ちが軽くなりますよね。

「イヤイヤ期」という言葉だけを
聞くと「大変なんだろうな」「うちの子が
始まったらどう関わればよいのか」等
マイナスに捉えてしまうかもしれません。
しかし、考え方を変えてみると
「イヤイヤ期」は子どもの力を伸ばす
チャンスなのです。

1.感情を表現する力
子どもが自立して生きていくためには、自分の思いをほかの人に伝える力が必要です。
「イヤイヤ」は親を悩ます行動ですが自分の思いを伝える力は育ちます。
この力を伸ばすコツは、「イヤイヤ」したときに無視や、「ダメだよ」と否定せず子どもの気持ちを受けとめる姿勢を見せること。
そうすることで伝えようとする意欲が湧きます。

2.言葉で表現する力
自分の気持ちを伝えようとする「表現の練習」がイヤイヤ期でもあります。
初めは「泣く」「怒る」だけだったのが
次第に「こんなときは、こう言えば伝わるかもしれない」と少しずつわかるようになります。
この力を伸ばすコツは、大人が「悔しかったね」など、子どもの気持ちを想像して言葉に出すことです。
そうすると子どもは自分の気持ちを言葉で表現できるようになります。

3.ほかの人と折り合う力
「イヤイヤ」をしながら大人と関わるうちに、子どもは自分とは違う気持ちが相手にあると、少しずつ気づくようになります。
それにより相手の気持ちを思いやったり、我慢したりといった折り合う力の基礎が養われます。
この力を伸ばすコツは「悲しい」「嫌だな」など自分の気持ちをわかりやすい言葉で子どもに伝えることです。
そうすると、子どもは相手の気持ちに気づくようになります。

4.気持ちを立て直す力
「イヤイヤ」しても、思い通りにならないことがあるが、説得されて立ち直る。
この経験を繰り返すことで、少し嫌なことがあっても折れない心と、自分で自分の気持ちを立て直す力のベースがつくられます。
当園では「気分を変えてみる」「思う存分イヤイヤさせる」等その子に合う方法で声かけをしています。

5.「できる!」と自信を持つ力
「イヤイヤ」しながらも「自分でやりたい!」という思いが達成でき、思い通りにできた経験をすると「自分はできる!」と自信が持てるようになります。
またチャレンジ精神が育ちます。
この力を伸ばすコツは「自分でやりたい!」と主張した時には、危険がない限り挑戦させることです。
そして成功した時にはたくさん褒めて
あげましょう。

上記の内容は、将来子どもが自分で生きて行くためにどれも必要なものです。
親が、子どもの気持ちに寄り添ってかかわることで、その力は確実に伸びます。
「イヤイヤ期」ではなく「子どもの心の成長期」だと捉え方を変えてみましょう。
悩んでいるお母様、お父様この機会に関わり方を見直してみませんか?


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