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いつでもどこでも守らせる

更新日:2019.5.6|2(2週間) / 115(累計)

いつでもどこでも守らせる
 「躾の三原則」や「立腰教育」を広めたことで知られる教育哲学者森信三先生は、徹底すべき躾の一つに「履物を脱いだら必ず揃え、席を立ったら必ず椅子を入れる子にすること」を挙げている。
これらは、前の動作の締めくくりであり、次の行動への準備であるという点で非常に重要な躾の一つである。
また、「朝必ず親に挨拶をすること」「親に呼ばれたら必ず『ハイ』とはっきり返事のできる子にすること」と共に「躾の三原則」と言われている。

 「必ず」とは、例外なく決まって、いつどこであっても、という意味である。
躾とは強意志を持って礼儀作法をその人の身に付くまで教え込むことである。

 腰骨を立てる「立腰教育」は、一旦決心したら、必ずやり抜く人間になるために最も効果的な鉄則である。
腰骨を立てることでその子の主体性が確立され、凛とした人間性が養われる。
人間の心と身体は密接に結び付いており、「腰骨」を立てて姿勢を良くすることは、身体ばかりではなく心にも緊張感を生むことになる。
まさに「外は内を資け、内は外を養う」のである。
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