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軽食のしつけ

更新日:2019.5.18|1(2週間) / 120(累計)

軽食のしつけ
軽い食事という意味の軽食は、日本ではおやつ、外国ではスナックなどと呼ばれている。
朝、昼、晩と三度決まった食事の間にとる軽い食事である。
ちょっとした来客をもてなす「お茶」もその一つで、茶菓子などが添えられることが多い。
 軽食は、きちんとした食事ではないので、つい気が緩んで「歩きながら」食べたり、立ったまま飲んだりしがちである。
だが、これは不作法であり、見た目にも見苦しい。
「お行儀の悪い事」というのはそれを指す。
因みに「行儀」というのは「行動の威儀、礼儀」つまり「立ち居ふるまいの作法」というほどの意味であり、日本人が長い時間をかけて磨き上げてきた作法、礼法、ルールである。
「行儀が悪い」というのは、先人の磨き上げてきた決まりを軽んじ、粗末にすることでもあり、それは失礼、無礼な行動となる。

 おやつの取り過ぎ、食べ過ぎは三度三度のきちんとした食事に悪い影響を与える。
大切な三度の食事時にお腹が空かなかったりするのも良くないことだ。おやつは「軽めに戴きます」というのは、その為の教えであり、ルールである。
おやつは、あくまでも「軽食」であり、小腹の空いた折をちょっと満たす程度で十分なのだ。
本末転倒、主客転倒にならぬよう心掛けたい。
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