いろいろ
子育ての工夫
残りの50%はお母様、お父様次第だと言われているのはご存知ですか?
親は皆、愛する我が子には、天才とは言わないまでも頭が良くなってほしいと願っているのではないでしょうか。
子ども達の知的レベルの約50%は遺伝で決定する。
しかし残りの50%は、恐ろしいことに保護者次第なのです。
こんな科学的データがある。
赤ちゃんは、一生分の神経細胞を持って生まれるが、この細胞は互いにつながりのない大量の電線のようなもので、生まれた瞬間から、脳はしきりにその電線とつながろうとする。
この繋がりが子どもの視覚、言語、好奇心、知性、社会性を決定し、多くは生れて最初の3年間で形成される。
ただ幸い子供の脳の発達を助けるのは、神経科学者でなくてもできます。
一番大切なことは、子どもを抱きしめ、遊び、話しかけ、読み聞かせ、赤ちゃんの頃からきちんと食事を食べさせてあげることです。
子育てに役立つ、子供の才能を引き出す10の方法を紹介したいと思います。
①ふれあい
愛され、守られていると感じさせることと同様に、触れることも赤ちゃんの発達にとってはとても大切なこと。
だからこそ、子どもは何でもつかんで口に入れたがる。
触れることは幼い子にとって極めて重要な感覚です。
触れることは子供が世界を学ぶための最初の手段です。また、すべての子どもの発達と学習に必要な安心感も与えます。
子どもをできるだけたくさんの形や材質の物に触れさせよう。
そして、たくさん抱きしめてあげよう。
②話しをさせる
お父さんはできるだけ赤ちゃんと言葉を交わすといいでしょう。
なぜなら子どもの言語能力が伸びるからです。ただし〝赤ちゃん言葉〟は避けたほうがいい。子どもにしっかり意思を伝えられるようになってほしければ、親が正しい言葉でお手本を見せましょう。
子どもが『クルマ』のことを『ブーブ』と言っても、親は赤ちゃん言葉を使わないほうがいい。
かわりに、『クルマに乗りたいの?』と答えてみます。
そうすれば子どもも自信を失わずに正しい言葉を学べるはず。
③遊ぶ
平日は仕事で忙しいお父さんにとって子供と遊ぶのは必ずしも容易なことではない。
しかし遊びは、子供の健全な成長には欠かせないものだ。
遊びは子供の精神、情緒、社会性、知性、身体の発達にとって必要不可欠です。
研究結果によると、おままごとやごっこ遊びなどのロールプレイが好きな子どもたちは、知的能力、集中力、創造的思考のような認知領域で、非常に高い能力を発揮しやすいといわれています。
④良い本を選ぶ
良い本を見つけ、本を読み聞かせる。
そこで大事なのは、子どものやる気を引き出したり、子どもがストーリーに参加したくなるような本を選ぶことです。
韻を繰り返し踏んでいる物語は、子どもに似たような音を識別させる手助けになる。
これは『音韻意識』といって、文字を使用する前の重要な能力です。
お子さんが生後12ヶ月以下なら、動物が出てくる物語をたくさん読んであげるといいです。
子供が夢中になり動物の鳴き声を出すことがあるかもしれません。
⑤お手伝いをしてもらう
子どもは大人の仕事に参加することによって、社会性や家庭的な能力を学ぶだけでなく、運動神経や実用的な能力も発達します。
当たり前かもしれませんな、幼い子ども達は実生活から人生そのものを学びます。
親の仕事を手伝うとき、子どもは自分の体全部を使って考える。
そうすることで子どもは自発的に学び、床を掃くとか落ち葉を集める等、簡単な仕事を達成することで意志の力を発達させ、それが長い目で見れば社会にも教育にも利点をもたらします。
どれもすぐにでも始められることですね。
お父様としての役割、お母様としての役割と
考えるのではなく、一緒に子どもが成長して
いくうえで何が大切か話し合っていくことが
大切です。
ぜひ実践してみて下さい。
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