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子どもに広がる食の歪みと体の異変【食育】
例えば、便利な加工食品に頼った食事ばかりでは、濃い味が続き、子どもの味覚の発達に悪影響を与えます。
また、脂っこいもの、濃い味を好むようになれば、将来、生活習慣病の若年化が着々と進行しており、小学生の肥満や脂質異常、さらには生活習慣病になっている中高生も出てきています。
また、最近では我慢のきかないキレやすい子どもが増加しているそうです。
こうした心の問題の原因に
「朝食の欠食」や甘いお菓子やジュースの過剰摂取による「低血糖症」孤食や個食などの「6つのこ食」など食生活の乱れが深く関係していると言われています。
子どもの頃に身についてしまった食習慣を、大人になってから改善するのは難しくなります。
子どもの健全な心身の成長、そして将来の健康のためにも、今のうちに「何をどう食べるか」などの食の知識や食習慣を身につけておくことが大切です。
子どもの食の乱れ
「こ食」
一人きりで食事をする孤食
決まったものしか食べない固食など、子どもの心身に影響を及ぼす食べ方が増えています。
「朝食欠食」
朝起きられない、食べられない、時間がないなどの理由から朝食抜きになること。
夜型生活など生活リズムの乱れが原因の一つです。
子どもの体に起こる異変
「肥満」
肥満の原因である食生活や運動不足の習慣を今のうちに改善しないと、将来、生活習慣病になるリスクが高まります
「味覚オンチ」
濃い味や油っぽいものばかりを好み、だしのうま味などデリケートな味を好まない子どもが増えています。
「保健室登校」
登校しても不調や眠気のため保健室や直行すること。
不調の原因に夜更かしや朝食欠食など生活習慣の乱れが考えられます。
「キレやすい」
少しことでムカついたり、キレる子どもが増えています。偏った食事が引き起こす低血糖症や朝食欠食が原因の一つにあげられています。
保育園に通園し、お子様の食習慣を正しく身につけませんか?
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