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いろいろ

幸せは、感謝の中にしかない。

更新日:2020.5.21|1(2週間) / 141(累計)

幸せは、感謝の中にしかない。
人は誰でも幸せを求めて生きる。幸せは万人の願いであり、望みであり、例外はない。不幸を求めて生きる人はいない。だが、現実の世界の中には幸せな人もいれば、不幸な人もいる。一体、幸せな人生を送る秘訣は何なのだろう。

 幸福というものは、感謝の中にしか成立しない。「有り難い」と心から思えた時、人は幸せな気分に浸る。感謝を忘れ、不平や不満が心を満たす時、人は不幸になる。幸せだから有り難いのではなく、有り難いと思うから幸せになれるのである。

「有難うございます」という言葉は、自分を幸せにするだけでなく、相手も幸せにする力を持っている。「有り難うございます」という言葉を言えば言うほど、心に思えば思うほど幸せは増えていくのである。

 言葉は、心の贈り物だ。優しい心は優しい言葉を選び、荒んだ心は荒んだ言葉を選んで口に出す。心が言葉を生み、言葉が心を育てるのである。そして、心も言葉も、それにふさわしい行動や表情を伴って成り立つ。

「失礼致します」と心から思えば軽い会釈が自然に付いてくる。労りの言葉は、自ずと相手に近づき、そっと手を添えたくもさせる。それがごく自然な人間としての身のこなしである。美しい動きはそうして生まれるのだ。
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